川原の湯共同浴場の隣にある旅館。自炊湯治も低料金で受付けています。立寄り受付時に女将さんが「先客が加水しすぎて男湯は温いけど・・、それでもよければどうぞ」とのお話。せっかくなのでどんなものかという具合に立寄る。
冬場の浴室は湯気がモウモウで、どうしても撮影した画像には不満。L字型風のタイル浴槽は15人ほどが入れる広めのサイズです。浴槽中央端には岩組み湯口があります。飲泉コップが設置されていて飲用もできるようです。事前に伺っていた通りやはりお湯は加水がたっぷりとされていて、大湯温泉の湯にしては温めの41℃です。湯の勢いを感じることが出来ず今回はコンディションがいまいち。無色透明、弱芒硝薬臭が香る温泉です。飲泉もクセがなくてすんなりいけます。次回のこの周辺の遠征で再訪問でしょう。
(三昧・2008年1月)
十和田大湯温泉にある中規模の観光旅館です。「元の湯旅館」は、名前に惹かれて飛び込み訪問しましたが、立寄りに関してはまったく不明でした。ちょっと及び腰になりつつ中に入ってみると、実にアッサリ快く受付けていただけました。館内はまだ宿泊客の受入れ時間ではないためか、シーンと静まり、照明も消されています。
浴室は男女別に内湯がひとつづつありました。石板ばりの洗い場が印象的な、清潔感のあるスッキリとした浴室です。女性側には10数人サイズの浴槽がひとつあり、無色透明の澄んだ湯がサラサラと掛け流されています。浴槽内でやや熱め、薬臭(消毒などではなく、温泉そのものの)漂うキシキシ浴感、弱い塩気も感じます。共同浴場と比べ利用客が少ないためか、湯汚れなくとても気持ちよい湯浴みができました。
(まぐぞー・2008年1月)
▼男性浴室/湯口
十和田大湯温泉 元の湯旅館 データ
秋田県鹿角市十和田大湯字川原ノ湯43-1
→Googleマップでみる
0186-37-2031
立寄り時間要問合せ
300円
訪問:2008年1月