鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール山海荘


いつからかはわかりませんが現在「ホテルグランメール山海荘」の浴室は撮影禁止となっているようです。使用画像は2007年に許可を得て撮影したものです。


「ホテルグランメール山海荘は」鯵ヶ沢にある豪華系大型リゾートホテルです。外観から期待外れを想像させますが、実際には実力湯を加温掛け流しの湯使い。立ち寄り時間帯が11-13時(※)のみという短めの設定なので、時間が合えば立寄れるというお宿でもあります。(※後に立ち寄り時間が変更になっています)

浴室は男女別内湯、露天風呂がそれぞれにあります。「ヒバ風呂」と名乗った内湯は寝湯も付帯する20人ほどは入れそうな広め長方形浴槽で、ヒバ木材を浴槽縁のみに使用しています。ガラス張り浴室からは日本海が眺められます。琥珀色透明、臭素臭、強い塩味とニガリのような苦味が感じられます。キシキシ感ある重厚な浴感があります。溶存物質20gオーバーの純食塩泉は重く、暫く浸かっていると肌がヒリヒリする程です。湯口周辺は、ある程度の濃い食塩泉に見られるアブクや泡が湯面上にプカプカ状態です。他に8人サイズの正方形タイル浴槽もあります。湯は同様に濃厚なもので、湯面上のアブクも同じです。

内湯からそのまま行ける露天風呂もあります。屋根付きの岩風呂半露天仕様の浴槽です。なんとも眺望がよく、日本海たっぷりといった感じです。浸かりながら視界良好な海を眺めていると、大陸が見えてきそうな気がします。湯は内湯同様で満足、湯口からの湯は90L/minも快調に投入されていて脱帽です。内湯同様に源泉を加温掛け流しの湯使いです。
(三昧・2007年1月)


 

鯵ヶ沢の日本海沿いにドーンと立つ綺麗な豪華系ホテルです。立寄りを昼間の2時間しか受付ていないのでナカナカ訪問の機会がありませんでしたが、今回たまたま時間が合ったので行ってみました。浴場は趣の違う「洋風」と「和風」の二箇所あり、それぞれ内湯と露天風呂があるようです。男女入替え制なのかは不明ですが、訪問時は「洋風」が女性用となっていました。

広々脱衣所を抜けるとまずは内湯ですが、海に向けて大きくとられた窓に沿って20人は入られそうなメイン浴槽+寝湯が造られています。ややくすみがかった「べっ甲色」の湯が流し込まれ、浴槽内で適温。とても塩辛くニガリ風味のある湯で、金気臭プンプン+臭素を帯び、とても重く、浸かっていると肌がヒリヒリして来ます。加熱、非加水、溢れ出しもまずまずです。

続く露天風呂は八角形(?)サイズ。内湯同様に加熱された湯が流し込まれ、浴槽内で適温。すぐ目の前が日本海なのでノンビリ湯浴みと行きたいところですが、なにしろ顔面に吹く真冬の北風が冷たく、「うぉ~っ」と唸りながら早々に退散。海なら内湯からも良く見えるので・・。

備品も綺麗に揃い、清掃もバッチリ。これだけの施設が390円(※)で開放されているなんて関東じゃ、まずありえません。また、立寄り時間が短い所為もあってか、お客さんがなく貸切状態、湯の状態も良好でした。(※後に料金が変更になりました)
(まぐぞー・2007年1月)

▼ホテルグランメール山海荘 外観

▼鯵ヶ沢といえば

和風浴室

▼掲示

▼掲示

▼内湯浴室

▼浴槽から

▼湯口

▼琥珀色透明湯

▼露天風呂

▼湯口

▼浴槽から

洋風浴室

▼広々パウダースペース

▼内湯浴室

▼内湯 湯口

▼湯気が凄くてこれが精いっぱい

▼露天風呂

鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール山海荘 データ

青森県西津軽郡鰺ヶ沢町舞戸町字鳴戸1
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0173-72-8111
11時~13時390円
8時~10時(受付9時)450円
15時~21時(受付20時)タオル付1000円
訪問:2007年1月

鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール山海荘 温泉分析

鳴戸温泉 ナトリウム-塩化物強塩泉 39.5℃ pH=7.3 400L/min(動力) 溶存物質計=23970mg Li=0.1mg Na=9158(96.09mv%) K=53.6 NH4=9.3 Mg=5.1 Ca=277.3 Mn=0.4 Fe2=0.9 F=1.0 Cl=14100(99.10) Br=31.6 I=3.2 SO4=20.0 HPO4=0.1 HCO3=165.8 H2SiO3=111.9 HBO2=29.7 CO2=21.8 (H15.12.2)



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