チェンマイ市街地にある滞在先ホテルからレンタルバイクに乗って出かけてみました。スクーター二人乗りは市街地などは何も問題ないですが山道などは最低限のパワーは欲しいです。道中、休み休みしつつ、周りの景色など楽しみながら慎重に進みます。温泉施設近くに来るとちょっとしたダート道になっているのでタイヤのパンクに注意です。ダートを抜けると意外にも立派な建物があって、周囲もキレイに整備されていました。
まずはレセプションにいるお姉さんに受付して貰います。温泉の入浴料金はタイ人は80Bで外国人は150Bです(その後、料金値上げしています)。タイ人の二倍近い設定になっていますが、タイ国内においては外国人価格はよくあるシステムなので仕方なく支払います。と同時に湯浴み着とバスタオルが差し出されます。これは料金内で貸し出すシステムなので使わせてもらいました。
施設としては敷地内に露天風呂や家族風呂などの温泉入浴施設があちこちに点在しており、これらを自由に利用できるというものです。ある意味で温泉テーマパークのような感じでしょうか。園内に点在する入浴施設で温泉に浸かって満足したらゲートを出てお帰りという流れです。更にもしよければ湯上り後は目の前のレストランで食事や飲み物でもいかが?という流れです。
温泉への入場ゲート横にはハート形の「ONSEN」と描かれた石飾りがありました。今回利用したのは大浴場と家族湯、それと2つの露天風呂です。
最初に大浴場に入ってみました。大浴場は屋根掛けされていて、浴槽周りはある程度の囲いがある造りです。受付で貸してくれた湯浴み着の着用は必須で、裸での入浴はできません。浴槽は古墳のような形をした10人サイズの石風呂です。無色透明、微濁り、かきたま汁のような湯華が沈殿浮遊を繰り返しています。湯温は39℃ほどのぬる湯でタイ人には好まれるでしょう。もちろんしっかりと掛け流されていました。
家族湯もあってこちらは内鍵をして入浴できます。大浴場と同じで屋根掛けされた囲いのある造りですが、完全に周りからの視界を遮るものではないので湯浴み着の着用はマナーでしょう。石造りで2‐3人サイズ浴槽を自由に利用できます。シャワーの備え付けもありますが水シャワーのみです。微白濁り、焦げタマゴ臭あり。
施設入口から右手奥側には露天風呂もありました。石垣に囲われていて10人オーバーサイズのタイル張りで湯舟縁には石を配置した浴槽です。薄青白色の美濁り湯、硫化水素タマゴ臭があります。体感湯温は約39-40℃です。温泉は浴槽内に直注入していて湯面スレスレ部分からのオーバーフローがある掛け流しです。ここはタイ人なら間違いなく泳ぐでしょう。
施設入口から左手奥側にも同じような露天風呂がありました。こちらにはゾウの湯口があります。ここから少量ですが投入湯があるので少し口に含んでみました。硫化水素タマゴ臭味、エグ味があります。こちらのお湯は水色タイルのせいで青白くも見えますが実際はほとんど無色透明でした。タイでこのような温泉に出会えるとは想定外だったのでとても興奮しました。宿泊もできるので次回の候補にしてみようと思います。
(三昧・2019年1月)
▼長閑な農村の中にポーンクワウ温泉はあります
▼ダートを進みます
▼ポーンクワウ温泉
▼受付はコチラ
▼温泉エリア入口
▼ONSENと書いてあります
▼温泉エリアには様々な浴場が点在しています
▼大浴場
▼浸かった様子
▼お湯の中に白湯花が舞います
▼湯花で湯あみ着が白くなりました
▼家族湯
▼家族湯 湯口
▼浸かった様子
▼露天風呂その1
▼浸かった様子
▼浴槽から
▼露天風呂その2(こちらはリゾート風)
▼浴槽
▼ゾウ?魚?の湯口
▼アップで
▼浸かった様子
▼浴槽から
▼ポーンクワウ温泉オリジナルのお水
▼これも温泉でしょうか?(未確認です)
▼ポーンクワウ温泉敷地内は牛様の通り道です
▼牛様優先
ポーンクワウ温泉 データ
タイ・チェンマイ
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外国人料金(湯あみ着とバスタオル貸出つき)150バーツ→200バーツ
訪問:2019年1月