船沢温泉(リニュアル前)

船沢温泉は2016年4月にリニュアルしています。このページの情報はリニュアル前のものです。

県道沿いにあったお宿です。到着したのは周囲も真っ暗の夜になってしまいました。ちょうど学生達がスポーツ合宿で宿泊していてロビー近辺は賑わっていました。入口を入って正面に浴室があります。

男女別の内湯は広く造られていて25人以上は入れそうです。しかし浴室が熱気でムンムンしており換気良好ではないので、長いこと湯に浸かっているとのぼせそう。浴室に足を踏み入れると臭素臭が鼻を突きます。浴室空間に充満しています。浴槽に満たされている湯は黄褐色の強塩味で臭素、またアンモニア臭やヨウ素臭も混ざっているかの香り。

源泉からの配管を二週間前に清掃したばかりなので、湯の色付きが良くなった。さらに泉温も上昇したらしい、との近所の常連さんの話し。この常連さん、熊谷の駐屯地にいたらしく埼玉の事に意外に詳しい。風呂上がりの脱衣所にてしばし会話を楽しんだ。
(三昧・2005年5月)


北東北に多い「宿泊もできるけれど御近所の銭湯にも大いに活用されている」といった温泉旅館です。訪問時は御近所の湯浴み客に加え、中学生位の合宿らしき子達で賑わっていました。夜に訪問したのですが照明はどこか薄暗く館内は古びた雰囲気で、ちょっと草臥れ感も。

男女別浴室にはドーンと20人強は入られそうな広々長方形浴槽がひとつ。浴槽の大きさ、カラン(一部シヤワー有り)の並び具合からしても銭湯風。浴室へ入るとプーンと漂う臭素臭。湯は「やや熱め~適温」、薄黄緑色の大変濃く重い塩の湯です。浴槽に体を沈めると、いよいよ湯の臭いが立ち上り、臭素というよりは強烈なアンモニア臭が襲ってくるではありませんか。ツーンと頭を突き抜ける強い臭いに思わず目眩が。飲泉コップが置かれていたので一口飲んでみると、「さざなみ温泉」のようなエグミは少ないものの、とても強い塩味。一口で御馳走様。兎に角濃い湯で、加えて浴室内の湿度ムンムン、長湯したら大汗をかきそうな船沢温泉でした。(いくら大汗かいてもナゼか痩せないんだなー、コレが)
(まぐぞー・2005年5月)

▼お飾りコーナー

▼男性浴槽(冬でもないのに湯気が凄い)

船沢温泉は2016年4月にリニュアルしています。このページの情報はリニュアル前のものです。

船沢温泉 簡易データ

秋田県能代市浅内字船沢73-125
0185-74-5741
10時~21時
300円→500円
訪問:2005年5月

船沢温泉 温泉分析概要

船沢温泉 ナトリウム-塩化物強塩泉 38.0℃ pH=7.6 2880L/min(動力揚湯) 成分総計=34222mg Na=11825mg(89.24mv%) K=537.5 NH4=5.5 Mg=172.6 Ca=677.4 Fe2=0.7 Cl=20174(98.70) Br=39.4 I=0.9 HCO3=424.1 H2SiO3=176.8 HBO2=187.4 (S54.11.7)



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