マリン温泉パーク(閉館)

マリン温泉パークは閉館しました

関門海峡に面して建つ「下関マリンホテル」に併設された立派なセンター系浴場です。下関発の列車の待ち時間が数時間あったので、バスを利用して訪問してみました。何の予備知識もないままに訪問したのですが、まず入口で料金の高さに固まってしまった。続いて館内へ。訪問時は夕方とあってか、宿泊客、立ち寄り客入り乱れての大混雑。特にファミリーの姿が目立ちます。

浴場は入った途端逃げ出したくなる程の塩素臭。ほぼ無色透明、気持ち(湯なまりによる)白濁りがあるかな?という加熱のバリバリ循環湯です。海峡を目の前にした眺めの良い浴室には、内湯普通浴、バイブラ、薬湯、歩行湯、2種のサウナと、センター系浴場の見本のような造り。露天風呂では格別眺めが良かった。備品はボディタオルの貸し出しの他、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、乳液等が揃っています。

兎に角驚いたのが、お客さんの暴走。殆どの人が掛け湯なんてせず、脱衣所からそのまま浴槽にドボン。髪を束ねず長いまま湯にジャボッと浸ける人も多数。子供は遊びまくりプールのように水しぶきをあげ泳ぐ、潜る。体は勿論、髪の毛もダラダラと水分の滴るのをそのままに脱衣所に来るもんだから、あたりは水浸し。

湯浴み後は休憩室でひと休み。こちらは浴場の混雑とはうってかわって広々室内にポツンポツンと人がいるのみ。窓の外の暮れ行く海峡を眺めているうちに、なんとも寂しい気分になってしまった。
(まぐぞー・2004年4月)

▼外観

▼休憩スペース

マリン温泉パークは閉館しました

マリン温泉パーク 簡易データ

2015年5月31日をもって閉館しました
山口県下関市長府外浦町2-1
7時(月曜日15時)~22時(受付21時)
1000円
訪問:2004年4月

マリン温泉パーク 温泉分析概要

マリン温泉パーク 含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉 20.5℃ pH=7.64 Na=242.6mg K=2.8 Mg=11.5 Ca=485.0 Fe2=0.6 Mn=0.1 Cl=1349 HCO3=25.9 SO4=223.3 H2SiO3=20.0 HBO2=0.8 (H2.7.17)