法林寺温泉

谷合いに建つ温泉旅館です。玄関をくぐってみると立ち寄り温泉にも力を入れているようにも思えます。受付して早々に浴室へ。室内に入ると熱気が凄く、ちょっとしたサウナのようでした。横長の水色タイル造りの浴槽は半分ほどが浅め、もう半分が通常の深さに設計されています。サイズ的には10人弱ほどでしょう。

水道蛇口が湯口になっていてそこから数リットルの源泉を浴槽へ落とし投入しています。実測で湯温は48.7℃です。湯口の湯を口に含むと弱苦味がありました。お湯は無色透明、軽くとろみ感があり。御影石の湯船縁よりサラサラとオーバーフローしての掛け流されています。浴槽内温度は熱めの44.7℃。白い成分が付着する水道蛇口の湯口以外にもお湯の投注入がありそうな感じですが、どこから入れているのか確認できませんでした。

内湯からガラス扉を抜けた向こうに側には露天風呂もあります。といっても至近の場所に目隠し塀が迫っているのでとりあえず露天といった印象です。木造で2-3人サイズ、浴槽底には滑り止めが敷かれています。湯口が確認できないので浴槽内への直注入のようでした。内湯同様に湯舟縁から静かなオーバーフローがあります。湯温は43.3℃、いずれにしても内湯露天共に湯の鮮度はまずまずで気に入りました。
(三昧・2018年7月)


周囲を木々に囲まれた、ちょっとした窪地のような所にたつお宿です。日帰り入浴も積極的に受け付けていて気軽に立ち寄ることができました。

受付を済ませ中へ入ると、仏像が祀られた細い通路を挟んで男女別に浴室がありました。どうやら男女別に内湯と露天風呂があるようです。脱衣所を抜けると先ずは内湯です。すっきりとした清潔感のある石板ばりの浴室に12~3人サイズの浴槽がひとつあり、一部が浅めになっていました。湯口より無色透明湯が流し込まれ、浴槽縁よりサラサラとさざ波のように溢れ出ています。そっと浸かると、私好みの熱め寄り適温湯で弱いとろみとツルツルの肌触りがあり、まったく湯汚れの無い綺麗に澄み切った鮮度の良さでした。

扉の向こうには3人サイズの長方形露天風呂もあり、内湯と同源泉が浴槽内注入の掛け流しとなっています。露天風呂も内湯と同様に鮮度良好の湯が溢れ、外気にあたりながらゆったり浸かりたいとこですが、訪問時の7月下旬は虻が多く早々に内湯へ撤収。露天風呂も楽しむなら虻のいない時期を狙った方がいいかもしれません。

はじめて訪問した法林寺温泉ですが、綺麗に澄んだ肌触りの優しい湯が気に入り、また再訪したいと思いました。
(まぐぞー・2018年7月)

▼法林寺温泉 外観

▼法林寺温泉 浴室入口

▼法林寺温泉 男性内湯

▼内湯湯口

▼法林寺温泉 男性露天風呂

▼法林寺温泉 女性内湯

▼別の角度から

▼内湯湯口

▼法林寺温泉 女性露天風呂

▼露天風呂浴槽

▼浴後に牛乳を一本グビリ(130円でした)

法林寺温泉 データ

富山県南砺市法林寺4944
Google Map
0763-52-4251
8時~21時
550円
訪問:2018年7月

法林寺温泉 温泉分析

法林寺温泉 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 46.8℃ pH=? 溶存物質計=1.109g Na=324.0mg K=1.4 Ca=46.3 F=4.4 Cl=196.0 Br=0.8 SO4=441.0 HCO3=14.6 CO3=8.4 HSiO3=34.7 SiO3=0.4 BO2=3.3 H2SiO3=26.6 HBO2=6.9 (H25.5.17) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし