堀田温泉 ホテル芙蓉倶楽部は2020年7月に別府風雅としてリニュアルオープンしています。このページの情報はホテル芙蓉倶楽部当時のものです。
大分自動車道・別府インターそばに位置する温泉ホテルです。今までに三度ほど訪れるも満館やら貸切などで立ち寄りできませんでした。今回は平日だったせいか難なく立ち寄りすることができました。しかも別府八湯温泉本の無料券も利用することができました。
訪れたのは15時頃、立ち寄り入浴は16時までという事ですのでそれまでに退館することを条件での入浴です。3階の浴場まではエレベーターで移動します。清潔感ある脱衣所で服を脱いで浴室へ。
明るい浴室、タイル張りの10数人サイズの浴槽が一つあります。浴室床には浴槽からオーバーフローする湯の通り道付近に析出物が付着しています。お湯はそのまま排水口へ流れ込んでいます。投入湯は塩ビ管湯口から少量投入あり、他には以前に使用して現在では使われていない御影石湯口もそのままの状態でありました。浴槽湯はほんのりと黄緑色に白っぽく濁りを生じたように見えます。湯温は43℃どほど、すべキシ感に弱い薬味がありました。湯使い掲示は確認できませんでしたが、当館は掛け流し的な表現の掲示はありました。個人的には気に入りました。
(三昧・2018年10月)
別府ICを出てすぐにあるホテル芙蓉倶楽部です。表通りから見ると味気ないビル型の建物ですが、館内は結婚披露宴などに使われそうな落ち着いた雰囲気のホテルで女性好みしそうです。浴室は男女別に内湯がひとつづつ。露天風呂はありませんが、ゆったりとした広さのある浴室で、全体的に落ち着いたトーンの照明がいい雰囲気です。そしてなにより、こちらのホテル芙蓉倶楽部、なかなかのいい湯をお持ちでした。
浴室に入って真っ先に目についたのが、たっぷりと茶色い析出物の付着した長方形浴室です。浴槽からは滔々と湯が溢れ「これはよさそう」と一目見て思いました。湯はほんのり黄土がかっても見えるささ濁りを帯びたもので、キシキシとした肌さわりがあり湯面からは土類系の優しい香りがたちのぼります。熱すぎずぬるくなくの絶妙湯加減の浴槽湯は、湯口からの投入量により湯温調整しているようです。さらに訪問時はまだほとんど先客がなかったようで、湯の状態も良く気持いい湯浴みを存分に楽しめました。
実はこのホテル芙蓉倶楽部、過去に三回立ち寄りを断られました。なので「今回もダメかな?」と思いつつダメ元で訪問したのですが、平日ということもあってかようやくOK、結果的に良い湯に浸かることができたので諦めず訪問してみてよかったです。
(まぐぞー・2018年10月)
▼外観
▼掲示
▼男性脱衣所/洗い場
▼男性浴室
▼湯口
▼お湯と溢れ出し
▼女性浴室
▼女性浴槽
▼湯口と析出物
堀田温泉 ホテル芙蓉倶楽部は2020年7月に別府風雅としてリニュアルオープンしています。このページの情報はホテル芙蓉倶楽部当時のものです。
堀田温泉 ホテル芙蓉倶楽部 簡易データ
大分県別府市堀田7-1
0977-26-7711
12時~16時までに退館
800円
訪問:2018年10月
堀田温泉 ホテル芙蓉倶楽部 温泉分析概要
源泉ふようの湯 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 65.6℃ pH=8.3 溶存物質計=1.269g Li=0.2mg Na=167.0(48.66mv%) K=47.5 Mg=45.2(24.93) Ca=46.7 Sr=0.3 Ba=0.2 Al=1.6 Mn=0.5 Fe2=1.3 Zn=3.6 Cl=114.0(21.67) Br=0.3 HS=0.5 SO4=106.0 HCO3=574.0(63.32) H2SiO3=156.0 HBO2=4.4(H27.8.6) ※温泉利用状況=掲示見当たらず