2018年訪問時、浴室に携帯電話使用禁止の掲示あり。これは撮影禁止の意味もあると判断し管理人さんの許可を得て撮影しました。
「塚原温泉 火口乃泉」は以前に家族風呂を利用したことはあったが、今回は初めて内湯に入浴してみました。内湯のみの利用だと料金は500円。料金システムは内湯のみ、露天風呂のみ、その両方のセット、家族風呂利用のなかから選択できます。
受付棟で受付してから内湯がある浴舎へ移動します。木造の建物はちょっとした共同浴場の佇まいです。中に入ると先客がちょうど湯浴みを終えたようで服を着ています。挨拶程度の会話を交わして浴室へ移動。室内は天井が高く湯気抜きも設けられていて快適な浴室環境です。
浴槽は7-8人サイズの木造のもの。浴室の角にある貯湯槽?から塩ビ管が突き出ており、浴槽へ湯が約10L/minちょいほど注がれています。オーバーフローは浴槽底から湯面へと突き出た塩ビ管に切り込みがあり、そこから排湯されていました。
薄い黄緑色の透明湯、なんとも甘い?ような苦エグ味がある。湯口にてレモン味カボス味?、思ったほど酸味は弱いな、というのが率直な感想です。群馬の草津や北海道の川湯のほうが実感としては上のように感じました。湯口にて約47℃ほど、浴槽温度は忘れてしまいました。ただ、鮮度面では浴槽湯の汚れが少し気にはなったかなぁ。次回は露天風呂にも挑戦してみます。
(三昧・2018年10月)
随分以前に家族湯を利用したっきりご無沙汰だった塚原温泉です。今回は男女別内湯に誰もお客さんがいなかったので利用してみることにしました。受付をして浴舎に入ると撮影禁止のような貼り紙があります。再び受付に戻って「誰もいないから撮っていいですか?」と聞くと「そうだよね、うちの温泉撮りたいよねぇ、うんうん」と、快諾いただけました。
肝心の湯小屋ですが、女性浴室には木造りの7~8人サイズ正方形浴槽がひとつあり、熱めの源泉が投入され静かに掛け流されていました。湯は浴槽内でぬるめ寄り適温、やや深緑がかった透明湯で、白く細かな湯花がチラチラと舞っています。湯面からはムワッとした酸味がし、口に含んでも酸っぱいですが、玉川温泉のような強烈過ぎる酸味ではありません。湯に浸かってもそれほどピリピリ感はありませんでした。ちなみにこの日の男湯は「湯なまり」が生じていたようですが、女湯は鮮度は良好でした。湯をはりかえたタイミングだったかも。
(まぐぞー・2018年10月)
▼料金表
▼男性浴室
▼湯口
▼排湯口
▼掲示
▼天井
▼女性浴室
▼湯口
▼掲示
塚原温泉 火口乃泉 男女別大浴場 データ
大分県由布市湯布院町塚原1235番地
→Googleマップでみる
0977-85-4101
6月~8月/9時~19時(受付18時)
9月~5月/9時~18時(受付17時)
天候により休みになる場合あり
500円
訪問:2018年10月
塚原温泉 火口乃泉 男女別大浴場 温泉分析
塚原温泉 地獄谷と元湯 酸性・含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉 56.0℃ (自然湧出。自噴) pH=1.9 溶存物質計=3.568g H=12.7mg(28.81mv%) Na=29.5 K=13.3 NH4=0.3 Mg=21.9 Ca=66.9 Sr=0.4 Al=173.0(44.00) Mn=1.4 Fe2=47.5 Fe3=62.3 Cl=1.3 HSO4=805.0 SO4=1900(82.61) H2SiO3=406.0 HBO2=0.5 H2SO4=25.6 H2PO4=1.1 CO2=14.3 (H27.2.9) ※温泉利用状況=全て項目で該当なし