月岡温泉 浪花屋旅館(閉館)

月岡温泉 浪花屋旅館は2019年5月31日をもって閉館しました

月岡温泉にやっと行く事ができました。場所は月岡温泉発祥の地(6号源泉井)から道路を挟んで反対側にあります。二食付き、朝食付き、素泊まりと様々なニーズに対応しているよう。館内受け付けには猫がお出迎え。

浴室はこじんまりした内湯のみ。当日は小さい浴場が男性浴室でした。2×2mの正方形浴槽でタイル張り。湯は薄緑黄色透明、糸状の褐色がかった湯華が舞い、硫黄の臭いが強くクラクラきます。すべすべの浴感で気持ち良い。

月岡にはかなり昔に仕事で訪れましたが温泉には興味が無かった頃だったので、今回の月岡行きは初訪問のようなものですね。印象に残る温泉となりました。
(三昧・2003年10月)


メイン通りに面した庶民的なお宿です。玄関先はタバコ屋になっていて、看板娘(息子?)の猫がいます。

二ケ所ある浴室は男女入れ替え制のようで、訪問時は女性が大きい方でした。この日は男性客が多く、女性客が少なかったのに、なんとも申し訳ない事です。

緑色の綺麗な湯は表面に油膜漂うものでした。黒茶の糸状の湯花が漂い、これを指でこするとベットリと重油のようなモノがこびりつきます。飲むと苦く不味い。以前、岩手県の国見温泉で御一緒になった御夫人が「ここのお湯は月岡温泉に似ている」と言っていたのを思い出します。

さて湯浴み後、お宿から道路を挟んだ向いにあるベンチで温泉饅頭を食べていると、浪花屋の猫がトコトコと寄って来ました。が、モノが饅頭と知るや、とっとと元のタバコ屋の軒下に戻ってしまった・・。
(まぐぞー・2003年10月)

▼外観

▼併設のたばこ屋と看板ネコ

▼玄関まわり

▼小浴室

▼大浴室

月岡温泉 浪花屋旅館は2019年5月31日をもって閉館しました

月岡温泉 浪花屋旅館 簡易データ

新潟県新発田市大字月岡609-7
立寄り時間要問合せ
500円
含硫黄-ナトリウム-塩化物泉 50.0℃
訪問:2003年10月