じょんのび温泉 楽寿の湯

2014年訪問時「じょんのび温泉 楽寿の湯」は撮影禁止になっていました。使用画像はそれ以前(2005年)のものと、「男性浴室のみ人が居ないうちならと」許可を得て2014年に撮影したものです。

 

じょんのび温泉 楽寿の湯 2014年11月

公共の温泉複合施設の楽寿の湯。数年前に改装し、以前とは風呂の様子が変わったとの事で訪問してみた。どうやら道の駅にもなっているようですが、案内が少なく道の駅としてココに来るにはとても分かりにくい。

温泉は宿泊施設「であいの宿萬歳楽」の風呂を利用することになります。訪問時は休日だったせいか日帰り客で賑わっていて、日帰り温泉センター的な様相になってはいました。

浴室は大人数対応可能なよくある日帰り施設的な造り。内湯は10数人サイズの石造り浴槽。浴槽内の一部エリアはジャグジーゾーンとなっていて、残りエリアは静かゾーンです。湯口は木箱で囲われているが、下から見るとむき出しの鉄管だ。そこから定期的に冷たくもない暖かくもない源泉と推測できるものが浴槽投入されていた。ただし常時出ておらず、出たり止まったりを繰り返すシステムです。湯はウーロン茶色透明、ヨード臭、鼻に抜けるツンとする香りがある。湯使いは循環・加温・加水・消毒の全てありありです。

露天風呂もありました。屋根付きの半露天風呂といった感じの造りで、雨雪でもおそらく大丈夫でしょう。浴槽は横長で8人サイズ造りのもの。お湯は内湯同様でウーロン茶色透明、香り高い刺激臭に特徴があります。湯口も同様に出たり止まったりを繰り返している。源泉を口に含んでみたら、弱い重曹甘味がしました。
(三昧・2014年11月)


 

再訪しました。前回の訪問からもう10年近くも経っていたんですね。その間、改装もされたようです。改装後の内湯は以前はセパレートタイプだったものが、15~6人サイズの長方形浴槽がひとつになりました。一部にジャグジー稼動のよくあるタイプです。露天風呂は以前は二つの浴槽がありましたが、改装後は12~3人サイズの長方形浴槽がひとつになりました。

内湯・露天風呂ともに湯使いは同じで、湯口より時折思い出したかのように非加熱源泉かと思える湯がジャボジャボ投入され、そして止まります。浴槽湯はやや熱め寄りに適温調整された麦茶色のもので、ヌルスベする浴感、そして湯面よりヨード臭がホンワカ香ります。浴槽内で吸い込み吐き出し稼動、加水・加温・塩素投入ありですが、元々の湯が個性的なのでまずまず楽しめました。
(まぐぞー・2014年11月)

▼じょんのび温泉 楽寿の湯 外観

▼館内

▼男性内湯

▼男性露天風呂

 

じょんのび温泉 楽寿の湯(改装前) 2005年1月

温泉宿泊施設の「楽寿の湯」です。観光施設「じょんのび村」という、いろいろな施設が複合した中の一角にあるものです。建物がなかなか立派で圧倒されます。一度受付けをすると立ち寄りでも当日中なら何度でも施設の出入りが自由との事。

浴室は天井が高く木造が主体なのでとても気持ちが良いです。内湯は桧の縁の浴槽で8人が入れるものと4人ほどのジャグジー浴槽があります。浴槽には紅茶色透明、僅かにモールっぽい臭いがし、すべすべ浴感が特徴の湯が利用されています。湯中には茶の湯華もちらほらとありました。

露天風呂もあります。露天風呂は大小2つあり小判型?もどきのような浴槽です。湯はすべすべ感があり、内湯より色が濃いと感じました。露天風呂で御一緒させてもらった先客さんの話では、「ココは湯量が少なく男女のお風呂を全て掛け流しにする余裕はないから加水&循環しているんだよ。しかし空いていて穴場なのでそれだけで来ているんだよ。お湯は千手温泉の方が気に入っているんだ」との事。
(三昧・2005年1月)


 

貸別荘や体験工房など、親子やグループで楽しめる「じょんのび村」の温泉施設です。「萬歳楽」という綺麗で立派な建物内にあり、当日に限り何度でも出入り可能というのが嬉しいとこ。

女性浴室は脱衣所を抜けると、まずは内湯があります。ふたつに仕切られた長方形浴槽で、片方が4人程入られるブクブク浴、もう一方が7-8人程入られる普通浴です。紅茶色の湯は半循環使用(とはいえほぼ循環)、細かな茶色の湯花漂うスベスベ浴感、そして塩素の混ざった弱ヨード臭。

続く露天風呂は小判型の浴槽がふたつ。ひとつは3-4人入られるもので、もう一方が6-7人入られる大きさです。浴槽に付いた湯口らしき箇所からの流れ込みは無く、訪問時は完全循環使用のようでした。内湯の湯を薄ーくしたような薄い茶色でしたが、男湯の方は逆に内湯より露天風呂の方が色が濃かった様子。奇麗で空いていて、一日のんびりするには、いい感じ。
(まぐぞー・2005年1月)

▼外観

▼男性露天風呂

▼女性露天風呂

 

じょんのび温泉 楽寿の湯 データ

新潟県柏崎市高柳町高尾10-1
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0257-41-2222
4月~11月10時~21時(受付20時30分)
12月~3月10時~20時(受付19時30分)

11時~20時(受付19時30分)
450円550円→650円
訪問:2005年1月・2014年11月

じょんのび温泉 楽寿の湯 温泉分析

荒又温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 35.5℃ 33.9L/min(動力) pH=8.4 溶存物質計=3081mg Li=0.1mg Na=867.1(96.15mv%) K=40.9 Mg=1.5 Ca=6.5 Ba=0.1 Fe2=0.2 F=1.5 Cl=316.8(23.93) Br=1.7 I=1.2 S2O3=1.0 HCO3=1662(72.91) CO3=31.6 H2SiO3=133.4 HBO2=14.8 CO2=11.1 (H25.8.27) ※温泉利用状況=加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり

以前の分析

荒又温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 35.4℃ pH=8.2 41.7L/min(動力) 蒸発残留物=2944mg



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