上諏訪温泉 衣温泉(閉館)

上諏訪温泉 衣温泉は2015年12月27日をもって閉館しました。

衣ノ渡川沿いに建つ渋めな共同浴場。駐車場も二台分あって混雑していなければ車でも可能。訪問時は無人の受付で料金を各自支払うようになっている。こういった造りの共同浴場が諏訪にあったとは、もっと早く訪れるべきだったと反省。

画像の通りで木組み天井が高い設計の浴室。使い込まれた1-2人サイズの小さなタイル浴槽が横並びで二つ配置してある。満たされている湯は緑がかった透明湯、しかし溜め湯状態になっている。なので二箇所の蛇口全開で熱い湯をドンドコと投入する。今回の諏訪訪問では溜め湯状態の共同浴場は二軒目だ。施設によってはいろいろとルールがあるのかも知れない。焦げタマゴ臭が香り、つるスベ浴感が楽しめるお湯。暫く湯を出しっぱなしにしたおかげで鮮度も上昇気味で、溢れ出しもドバドバ状態。やはりこういった状態が望ましいな。
(三昧・2009年9月)


川沿いに位置する共同浴場です。これぞ湯小屋!といった良い風情を漂わせています。

男女別浴室には二つに仕切られたタイル浴槽があり、それぞれ1人(つめて2人)サイズとなっていました。両浴槽に自由に源泉を投入できる蛇口があり、それはそれで良かったのですが・・。

片方の浴槽は何故か源泉の投入が止められ、ほぼ溜め湯状態。更には洗髪に利用する浴槽なのか、相当な湯汚れと大量の毛が浮遊、とても浸かれる状態ではありません。

もう片方もかなりの湯なまりと毛髪の浮遊はあったものの「まだマシ」という事で、先客さんがひとりいらっしゃったのですが、少しつめていただいて、そちらに一緒に浸かる事に。ところが、こちらの源泉蛇口も湯が止められていて、更に「この位の温度の方が、ゆっくり浸かれていいわ」と先客さんが仰るのです。さすがにその状況で源泉を投入するワケにもいかず・・。久々にシンドイ湯浴みとなりました。

肝心の湯ですが、タイルが緑色なので一瞬鮮やかな緑に見えるものの、ほぼ無色透明。焦げタマゴ臭と焦げゴム臭のするスベスベとした「熱湯」です。うーん、ジャンジャン源泉投入して新鮮な熱湯に浸かってみたかった。
(まぐぞー・2009年9月)

▼湯小屋

▼料金はここへ

▼掲示

▼浴室入口

▼男性浴室

▼溢れ出しは浴槽の穴から

▼天井

上諏訪温泉 衣温泉は2015年12月27日をもって閉館しました。

上諏訪温泉 衣温泉 データ

長野県諏訪市小和田南
7時~21時
木曜日休み
200円
訪問:2009年9月

南部配湯センター(南部源湯、中門川源湯混合泉)アルカリ性単純温泉 57.0℃ (H20.6.23) ※これ以外の詳細成分内容は掲示無し