鹿教湯にある木造二階建て建物で湯治宿系のお宿です。立ち寄りの可否は不明でしたがいつもの流れでGoするも「お風呂?どうぞどうぞ」と女将さん。ご丁寧に浴室までご案内いただき「よろしかったらご一緒にどうぞ」とおっしゃるので殿方風呂を貸切利用させていただく事に。脱衣所前の廊下壁には分析書と温泉利用状況をきちんと掲示している。
浴室は昭和な造り、3人サイズのタイル浴槽が一つあるのみ。手前方向よりサラサラと溢れているのが確認できる。塩ビ管湯口には湯華除去用のネットが掛けられていて、袋の中には茶系の華が溜まっている。浴槽内に穴が2つあったが吸い込み吐き出し等の作動は確認できず。投入湯量の全量がそのままオーバーフローする掛け流し。洗い場のカランやシャワーにも温泉を利用している。お湯は無色透明、石膏香ばし臭、弱くキシキシ感がある。湯温は湯口46.9℃、浴槽にて43.4℃の実測。お湯は良し、静かな環境で良し、立ち寄り料金もお安くて良し、でとても気に入ったお宿です。
(三昧・2018年5月)
鹿教湯温泉街にある昔ながらの湯治宿風情を残すお宿です。立ち寄りの可否はわからなかったのですが、例によって飛び込み訪問してみると女将さんが快く受付けてくださいました。しかも男女どちらかを貸し切りでどうぞという、ありがたいお言葉。今回は男性浴室を使わせていただくことに。
外光がさしこみ明るい浴室には3人サイズの長方形タイル浴槽がひとつ。浴槽角の湯花キャッチャーが取り付けられた湯口より、無色透明の熱い源泉が静かに投入されています。浴槽内では以前は使われていたのかもしれない循環穴らしき箇所もありましたが、訪問時は作動せず浴槽から常に溢れ出す掛け流しとなっていました。ひとつの湯汚れもない綺麗な無色透明湯は湯中にチラホラと茶色い湯花が舞い、やや熱め寄り適温で、湯面からは上品な石膏臭が香ります。人が浸かるとザバッと大量溢れ出しとなり、なんとも贅沢です。使い込まれたタイル浴槽も綺麗に清掃され、気持ちよく利用することができました。
(まぐぞー・2018年5月)
▼館内
▼今回利用させてもらった男性浴室
▼湯口/溢れ出し
0268442522
立ち寄り時間要問合せ
300円
訪問:2018年5月