宿泊先のホテルにある無料レンタル自転車を借りてサイクリングがてら、旅行者の間では有名なカウンダイン温泉の偵察に出かけてみました。事前情報だとリゾートホテルの温泉プール入浴で10USDの利用料という事らしい。ちょっと料金的に高いので入浴の意思はないものの、とりあえず水着も持たず見物程度に行ってみることに。
地図を頼りにホテルから約40分、そろそろかなと思った頃に上半身裸でロンジー姿の地元の子供たちを何やらプールのような箇所で遊んでいるところを目にする。「これはもしや??」と想像を膨らませつつ近くに寄ってみる。すると緑黄土色がかった濁り湯が満たされているプールで子供たちが遊んでいる、というかこれは温泉プールで子供たちが入浴しているといった方が正しい表現か。
近寄ってみると20人サイズのコンクリプール浴槽があり「MEN」と表示されている。その近くには塀で囲われた「WOMEN」掲示がある同じくコンクリプール浴槽があった。どうやら地元民が利用する温泉浴場らしい。
Googleマップで確認すると目指したリゾート温泉施設のすぐ手前だった。しかし入浴しようにも水着も持ってきていないので見学のみで帰ろうとする。すると近所の食堂の女将さんがご親切にもミャンマーの民俗衣装ロンジーを貸してくれた。せっかく貸して頂けたので脱衣所らしき場所で着替えて、洗い場用浴槽(これも温泉)で体を洗った後に温泉プールに入浴する。
緑黄土色の濁り湯、湯温は体感で41-42℃ほどの適温だ。プール底は全く清掃とは無縁らしくヌルヌル状態。5分ほど浸かって入浴終了する。先に書いたように、露天風呂とは別に洗い場と洗濯場を兼ねたコンクリ浴槽もあったが、地元民はココでは湯に浸かっていない様子だったが、みるからに鮮度のいい湯が溢れ、できるならこの浴槽で湯浴みしたかった。
更に近くには源泉が自然湧出する湯畑が3つ4つほどあった。付近では焦げタマゴ臭が漂いアルカリ性の硫黄泉のようにも思えたが実際はどうだろうか。最後に洗い場兼洗濯場でロンジーを洗って返却し、これといったお礼もできないので、女将さんのお店でドリンクを注文とボトル水を数本購入して温泉を後にした。
この温泉で満足してしまい本来の目的だっリゾート温泉の偵察はどうでもよくなってしまったので、見ることもなく宿へと戻りました。
(三昧・2019年2月)
▼男性用脱衣所(この裏が男性用露天風呂)
▼男性用洗濯場兼洗い場(塀の向こうが女性用エリア)
▼鮮度のいい掛け流しでこの湯に浸かりたかった
▼男性露天風呂
▼お借りしたロンジーで浸かります
▼浸かった様子
▼湯口
▼女性露天風呂
▼書かれている言葉はわかりませんがココにお金を入れました
▼敷地内には数か所の湧出ポイントがあります
▼源泉湧出ポイント
▼源泉湧出ポイント
▼食堂もあります
▼ロンジーを貸してくれた女将さんの食堂
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カウンダイン温泉(地元用露天風呂)(Khaung Daing Hot Spring) 簡易データ
Googleマップでみる
ミャンマー語表記がわからず料金不明
ミャンマー人に聞いて200チャットを設置箱に入れた
訪問:2019年2月