猿ヶ京温泉 農家民宿はしば

新潟より三国峠を抜けた先にある猿ヶ京温泉。そこで目に付いたのが「はしば」。同時経営である土産物店の裏手に民宿の建物があります。立寄りは土産物店で受付する仕組みになっています。駐車場の一角には「村有1号泉」を引き湯した足湯も併設されていました。

お風呂は民宿建物内にあり、男女別内湯がそれぞれにあります。明るい浴室、1.7×3mサイズのタイル浴槽が一つあります。白い温泉析出物が付着した湯口より、51℃の源泉を10L/minほどを浴槽へ落とし込み。二源泉の混合泉を引き湯しての掛け流し。足湯で利用の源泉とは異なります。湯は無色透明、ホワッとした温泉臭のするものです。キシキシの浴感で温まりの湯。気になるのは安易に浴槽へ加水ができる仕組みになっている事です。水道蛇口より塩ビ管が浴槽脇に伸びていて、利用客の安易な加水を招くのでよろしくありません。
(三昧・2007年6月)


 

赤湯温泉への山道を歩いた後、さっぱり汗を流そうと立寄った温泉民宿です。猿ヶ京には大小沢山のお宿があり、どこへお邪魔しようか迷うとこ。この「はしば」は、温泉街のメイン通りに面した土産物店に併設され、とても目につく所です。

館内には男女別に内湯がひとつづつ。女性側は丸タイルの敷き詰められた四角い4人サイズ浴槽がひとつあり、無色透明熱めの湯が注がれています。浴槽サイズにしてまずまずの投入量があり、常にサラサラと掛け流し。人が浸かるとザワッと溢れる心地よいもの。しばらく誰も浸かっていなかったのか、湯汚れのない澄んだ湯は、トロミを感じるキシキシ肌触り。優しい温泉臭に温泉味がします。浴槽温度はやや熱めですが、夏の一浴に気持ちの良い湯でした。
(まぐぞー・2007年6月)

▼はしば 外観

▼足湯は村有1号泉を単独使用のようです

▼男性浴室

▼湯口(男性)

▼女性浴室

▼湯口(女性)

猿ヶ京温泉 農家民宿はしば データ

群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1093
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0278-66-0153
立寄り時間要問合せ
500円
訪問:2007年6月

猿ヶ京温泉 農家民宿はしば 温泉分析

猿ヶ京源泉1号井戸 同2号井戸の混合泉 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 53.7℃ pH=7.5 成分総計=1430mg Na=233mg K=19.6 Mg=1.0 Ca=183 Fe2=0.2 Li=0.9 Sr=0.8 F=2.2 Cl=283 SO4=526 HCO3=77.2 Br=1.7 H2SiO3=73.6 HBO2=26.7 CO2=4.4 As=0.8(H17.2.16)※温泉利用状況=全ての項目で該当なし