国道27号から少し入ったところ、JR三方駅にもほど近いところにある日帰り温泉施設。一日の〆入浴で立ち寄る。正面入り口右側にある足湯は湯抜きしてあるのか不明ですが湯張りされていない状態。受付は一階、浴室へは階段で二階に移動する。一階には大広間もあり自由に休憩ができ、また軽食などもできるようだ。
訪問時、男湯は「縄文の湯」という浴室の造りで定期的に男女入れ替えになるのかもしれない。内湯浴室に入るとすぐに掛け湯槽と左右に洗い場コーナーがある。正面左手に20人サイズの石風呂、右手には源泉石風呂を配置する。
今回、浸かったのは源泉石風呂のみ。5-6人サイズ、名の通り御影石縁の石風呂だ。夜間だったので確かな湯色は不明、ダシが効く塩味に弱甘味、弱海臭がする約42℃ちょい。難点は消毒臭も少々ある。そこそこの濃さで温泉浴感は十分ある。浴槽底部より加温湯の常時注入が確認できる。また、定期的に非加熱源泉が木造湯口から2-3分の間ドバドバと浴槽投入される演出もある。まさにサービスタイム状態のひと時だ。この時間帯だけオーバーフローもあった。
露天風呂に移動してみる。こちらもセンター系施設らしく各種浴槽があったが、浸かったのは源泉露天風呂のみ。5-6人サイズで石造り、浴槽縁のみ木造りだ。湯使いは内湯の源泉石風呂と同じで、数分の間に非加熱源泉がドバドバと投入される流れだ。やはり他のお客さんも内湯と露天の源泉浴槽がお気に入りのようで、ほとんどの方々はそれに浸かっていた。
(三昧・2018年9月)
福井県の若狭町にある日帰り温泉施設です。スーパーのすぐ隣にあり、町の中心地的な場所に位置しています。今回訪問したのは、すっかり日の暮れた18時30分頃でしたが、外観の電飾がギラギラとしていて華やかな印象を受けました。館内は関東にもよくある日帰り温泉施設そのまんまで、大広間の休憩室にちょっとした食事処を併設といった定番の造りとなっています。
浴場は二階にあります。男女それぞれに大浴場がありますが、どうやら趣が違うようなのでもしかすると入れ替え制かもしれません。女性側は広々とした内湯に、20人くらい入られる大浴槽と、源泉風呂と掲示された7~8人サイズの小浴槽があります。露天風呂には10人サイズと6~7人サイズの岩風呂が横並びになっていて、こちらも内湯同様に小浴槽側に源泉風呂と掲示されていました。なので、おそらく源泉風呂の掲示がある槽が温泉利用なのかなぁ?と判断して、この二つを集中的に利用してみました。
肝心の湯は内湯と露天風呂共に浴槽底から熱めに加温した湯を常時投入し、浴槽上部の湯口より定期的にぬるい源泉をドバババッと大量投入しています。おそらくはぬるい源泉を常時大量投入してしまうと、あっという間に浴槽湯がぬるくなってしまうので、このように一定間隔での投入にしているのかな?と思いましたが。甘塩味のする湯はつるつるとした肌触りがあり、浴室が薄暗くて湯色がよく確認できなかったのですが、ほんのり色づいても見えるような、無色透明でもあるような・・・。唯一残念なのは塩素臭が匂ったことですかね。
(まぐぞー・2018年9月)
▼縄文の湯内湯と掛け湯
▼源泉石風呂/非加熱源泉がドバドバ投入されます
▼縄文の湯露天風呂
みかた温泉 きららの湯 簡易データ
福井県三方上中郡若狭町中央1-6-1
0770-45-1126
10時~22時(受付21時30分)
第1水曜休み
650円
訪問:2018年9月
みかた温泉 きららの湯 温泉分析概要
みかた中央温泉 ナトリウム-塩化物泉 33.0℃ 190L/min(動力) pH=7.7 溶存物質計=9.792g Li=2.5mg Na=3350(88.05mv%) K=9.8 Mg=20.7 Ca=339.2 Sr=17.1 Mn=0.3 Ba=0.1 Fe2+Fe3=2.5 F=2.7 Cl=5882(99.10) SO4=0.5 HCO3=66.9 Br=20.2 I=1.2 H2SiO3=19.5 HBO2=55.7 CO2=13.7 (H23.12.8) ※温泉利用状況=確認できず