石川温泉は閉館しました
石川温泉 2009年5月
付近を通りがかり朝風呂目当てに再訪した。結果的にお湯も施設の雰囲気も特に変化なく安心しました。今回は浴槽奥手の湯口側にある高温槽にホースによる差し水がありました。湯は43℃、土類に金気、重曹甘味に薄塩味があるギシギシ湯も健在です。どういうわけか賑わう朝風呂時間帯にも関わらず、自分以外にはお客さんが居なかったのには意外でした。
(三昧・2009年5月)
久し振りに訪問しました。最近他所では新しい温泉施設が建ったり、改装したりと賑やかな話題が多いのですが、ここは相変わらず以前のままです。津軽の温泉浴場でイメージする鄙びというか、侘しさが漂い「あぁ津軽に来た」という妙な旅情感が湧き上がってきます。受付けの御主人の気だるさも以前のまま、外の泥まみれの石川犬も以前のまま。
お湯は小浴槽の泡の浮遊が前回より少なめ。その他は前回同様。溢れ出しも豊富。個人的希望としては、加熱をもっと控えてもいいかな。
(まぐぞー・2009年5月)
▼男性脱衣所
▼男性浴室
▼別の角度から
石川温泉 2006年7月
3年振りに再訪問しました。青森に多く点在する温泉公衆浴場のひとつです。以前に立寄りしたときに、良い湯だった記憶であったのですが確認したく突撃。脱衣所にはいまだに現役の籐のかごが置かれています。早朝から営業していて朝風呂も楽しめる石川温泉。
縦に細長の丸タイル浴槽、二つに仕切られていてそれぞれで43℃&44℃の温度差があります。壁より塩ビ管が突き出ているのが湯口です。湯口温度で44℃、源泉は38℃なので加熱しているようです。40L/minものの加熱源泉を常時掛け流しているとは立派です。おかげで浴槽縁からは、お湯がサーサーと溢れています。やや薄白い貝汁系の黄色、土類臭に弱塩味に甘味も少々。湯口ではガス臭?に新鮮金気臭がします。多少の体へのアワ付きもあり。視覚的にも味覚や臭覚的にも楽しめたので気に入った。
(三昧・2006年7月)
以前訪問した際、鄙びた公衆浴場風情がよく、ぜひ再訪問したいと思っていた所。なかなか都合があわず、3年目にしてようやく願いが叶いました。石川温泉は弘前市の長閑な住宅街にあるどこか垢抜けない雰囲気の温泉銭湯です。ここも他所の温泉銭湯同様、館内には演歌が流れ、かなりB級チック。玄関では農産物も売られています。
男女別浴室には二つに仕切られたタイル浴槽があり、片方が3人、もう片方が8人られる大きさです。小浴槽にある湯口から加熱源泉が投入され、浴槽底から大浴槽へと流れ込む仕組み。小浴槽は熱め、大浴槽はホースで自由加水のやや熱め~適温となっています。
気持ちの良い湯はなんといっても湯口のある小浴槽です。ほぼ無色透明ですが、細かな気泡が無数に浮遊し白濁して見える程。キシキシ浴感であるものの、泡付きが多くスベスベとした感触も。口に含むと重曹の甘味+土+鉄+薄い塩味、湯口を嗅ぐと独特の温泉臭。浴槽サイズに対する投入量、溢れ出し共に多くとても気持ちよいです。欲を言えば非加熱源泉にも浸かってみたいかな~。
(まぐぞー・2006年7月)
▼2006年、人懐っこいけどカメラがコワイわんこ
▼2003年外観
▼館内
▼受付
▼スイカが売られていました
▼男性浴室
石川温泉は閉館しました
石川温泉 簡易データ
青森県弘前市
6時~21時
350円
訪問:2003年8月・2006年7月・2009年5月
石川温泉 温泉分析概要
石川温泉源泉 ナトリウム-塩化物泉 38℃ pH=7.2 150L/min 蒸発残留物=1773mg ※加温あり