奥多摩温泉 もえぎの湯

初めてココを訪れたのはちょうど一年前の雲取山登山の後でした。二度目となる今回は奥多摩山域の鷹ノ巣山の山行帰りです。前回は山帰りのお客さんで非常に賑わっていたもえぎの湯ですが、今回は時間がまだ早かったせいか空いていたのと、湯使い云々はさておき下山後の入浴で満足でした。ただ浴槽に浸かり湯浴みを満喫していると、脱衣所から浴槽へそのままドボンの登山客が多いのが目立ちます。今さら言うまでもないですが、下半身を念入りに洗ってから湯に浸かりましょう。
(三昧・2017年4月)


1年ぶりに再訪しました。ゴールデンウィーク中のお昼の訪問ですが、意外にも空いていました。係りの奥さんの話によると「朝の電車に山の人が大勢乗っていたので午後は凄い混雑になる」との事。どうやらいいタイミングで来られたようです。今回は露天風呂を終始ほぼ貸し切り状態でまったり楽しむことができました。露天風呂からは季節柄か河原で遊ぶファミリーキャンパーの姿が遠くに見えました。
(まぐぞー・2017年4月)


 

JR青梅線・奥多摩駅から徒歩でも便利な距離にある日帰り温泉「もえぎの湯」。午前は9時30分より営業開始となりこの界隈の日帰り温泉施設の中ではオープンが30分ほど早い。そのせいもあって近所のキャンプ場客や、前日に小屋泊り・テン泊した登山客のお帰り道中に位置する施設なので週末はオープンと同時に利用客で賑わっていた。施設としては内湯浴場に露天風呂、食事処と休憩所を兼ねる畳敷の広間がある。他にも建物横には足湯も併設されている。

身体と頭を十分に洗いさっぱりしてから入浴する。内湯は横長の長方形、ゆったりと6-7人が浸かれる広さがある。浸かってみると浴槽内でバイブラやジェットバスが作動していて個人的には落ち着かない。お湯は掲示による源泉の投入しつつの循環濾過併用、塩素系薬剤使用との事。特に珍しくも不思議でもない湯使いである、逆に完全循環ではなくむしろ半循環というのに好感がもてる。お湯は無色透明、ヌルすべする浴感が特徴的である。弱くカルキ臭がするがこの利用客の多さでは当然でしょう。露天風呂は階段を下りて裸のまま移動可能する。屋根ありの内湯と同じほどの広さがある。暖かみを感じる木材を浴槽縁に用いて、雰囲気の良い環境の中に露天風呂はある。湯船底には小石が敷かれて足裏を刺激してくる。湯は内湯同様にヌルすべする。もえぎ色の木々を眺めながらの湯浴みがなんとも心地の良いものであった。
(三昧・2016年4月)


自然豊かな渓谷沿いに造られた日帰り温泉施設です。今回は雲取山でテント泊の後に汗流しで立ち寄ってみました。後で気が付いたのですが、登山客が多く利用する奥多摩駅から徒歩圏内にあり、下山のタイミングとかぶる時間帯では激混みになるようです。当日訪問したのは、日曜日のオープン時間。女湯では一番乗りで浴室に入り、10分ほどは独占だったのですが、徐々にハイカーとおぼしきお客さんが訪れ、気が付けば満員御礼、私が出る頃にはシャワーの順番待ちができるほどでした。これだけ多くのハイカーが訪れるので、脱衣所ロッカーの一部は上にザックが置けるようになっています。二階は休憩室兼食堂となっているのですが、湯浴みを終えた登山客が、皆グッタリと疲れ切ったように寝転がっていました。

肝心の浴室は、内湯+露天風呂という構成です。内湯は半分ほどがジャグジーとなっていて、ちょっとうるさい印象で、静かに湯を楽しむには露天風呂の方がよさそうです。湯はどちらも塩素投入の循環利用で、無色透明、ヌルツルとした肌触りがあります。このヌルツル感は湯本来のものか、はたまた塩素によりこのように感じるのかは不明です。湯使い的にはマニアが好むものではありませんが、テント泊の下山後に最初に浸かったお風呂なので特別気持ちよく感じました。
(まぐぞー・2016年4月)

撮影禁止のため浴室画像はありません

奥多摩温泉 もえぎの湯 簡易データ

東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
0428827770
9時30分~20時(季節により変動あり)
いづれも1時間前まで受付
月曜休み(祝日は翌日)
780円(2時間)
訪問:2016年4月・2017年4月

奥多摩温泉 もえぎの湯 温泉分析概要

奥多摩温泉・奥多摩温泉第2源泉の混合泉 泉質名は無し(フッ素の項で温泉法の温泉に相当する)18.9℃ pH=9.9 溶存物質計=189㎎ Na=76.8mg(98.82mv%) K=0.1 NH4=0.2 Ca=0.4 Fe2=0.2 F=11.2 Cl=5.3 OH=1.4 HS=0.2 SO4=9.6 CO3=67.2(62.92) HSiO3=8.1 BO2=7.8 (H20.1.9) ※温泉利用状況=通年において加温あり・循環濾過あり・塩素系薬剤の使用あり



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