野矢温泉(閉館)

野矢温泉は閉館しました

個人の自家風呂を一般に開放している雰囲気をもつ共同浴場です。JR久大本線(ゆふ高原線)・野矢駅から約1Kmのところにあり、小学校の近くにあります。近所に「日野酒店」とう酒屋もある。どこにも野矢温泉という看板は出ていないのですが、ここまできたら温泉好きな人には湯気抜き屋根のナイスな湯小屋を発見するのはすぐだと思います。

湯小屋前の駐車場?空き地?に車を駐車し浴場へ。料金支払いは共同浴場隣に個人宅の勝手口があるのでそこで支払いです。庭先には地熱蒸気を利用したお湯沸かしのヤカンが置いてありました。

男女別に内湯が一つずつあるもの。浴槽は大人二人がのんびりと浸かる事ができる広さでタイル張り、底は石板が張ってあります。湯はきれいに透き通る無色透明の石膏臭がはっきり湯。とろみのある湯が満たされドンドコの掛け流し。41℃と適温で静かにのんびりまったりと浸かり、湯を楽しむ事ができます。体にまとわりつくような浴感はクセになり気に入る。

湯口は男女共通のもので男女浴槽の境目にあり半分ずつを浴槽へ注入しているようでした。湯口内を見てみるとホースから水がでていたので熱い源泉と混合して浴槽へ、の仕組み。加水ながら上級な湯であった。
(三昧・2005年3月)


かの有名な湯布院の近く、長閑な「野矢」にある温泉です。場所は三昧レポに書かれていますが、更に加えると野矢小学校グラウンド真横(向い?)にあります。ここは個人宅の湯小屋を一般開放してくださっているようで、入口が道路に面していないので、やや見つけにくいかもしれません。外観は、かなり年季の入った湯小屋ですが、中はとても綺麗で、この浴場がいかに大切に使われているかが伺えます。

浴室は男女別。2人程入られる内湯浴槽がひとつのみのシンプルなもの。そこに綺麗に澄んだ無色透明、気持ちの良い適温湯が掛け流しとなっています。湯面から石膏臭の漂う湯は、トロミのある体にまったりと優しい浴感、浸かっていると思わずウトウトしてしまうもの。湯口で加水されてはいましたが、なかなか気に入りました。
(まぐぞー・2005年3月)

▼湯小屋

▼湯小屋入口

▼男性浴室

▼女性浴室

▼温泉と水の同時混入

野矢温泉は閉館しました

野矢温泉 簡易データ

大分県玖珠郡九重町野上野矢
7時~22時
200円
訪問:2005年3月