2019年4月訪問時浜脇温泉の浴室は撮影禁止となっていました。
浜脇温泉 2019年4月
久しく訪れてみました。前回の訪問から浜脇温泉は改装されて、あつ湯とぬる湯に分かれたと聞いていたので、どんなもんかと楽しみでした。受付で入浴料金を支払ってスパポートへの押印を済ませ男湯へ。脱衣所から階下へ移動したところが浴槽スペースになっています。
なるほど聞いた通り浴槽が二つに仕切られていました。手前と奥側で仕切られた浴槽で当日入浴したのは手前側のみです。なぜならもう片方は利用客で賑わっていて入るスペースがないほどです。お湯は無色透明でさっぱりとした浴感があり薬臭が目立ちました。大勢の人が利用しているわりにお湯の状態も良く、湯舟縁からは湯のオーバーフローが確認できました。二つに仕切ったぶん湯なまりが発生しにくくなったのでしょうか?
(三昧・2019年4月)
▼浜脇温泉入口
浜脇温泉 2008年1月
浜脇温泉の名がつく市営の浴場です。同じ建物には同じく市営の「湯とぴあ浜脇」もあります。利用源泉は他の共同浴場でもよく目にする「浜脇温泉(雲泉寺タンク)」。100円の利用料金にしては立派な規模の施設です。脱衣所から浴槽へは階段を下っていく造りは、あの竹瓦温泉と同じ構造です。平日の16時では年配者の利用がほぼ大半を占めていました。
20人サイズの四角形タイル浴槽、これだけの規模を100円とは市営温泉のおかげでしょう。利用客が多めだったせいか湯なまりでやや白濁しており鮮度良好とは言えない状態。本来は無色透明のもの、薬臭、弱ひっかかり感のお湯が掛け流しでした。
(三昧・2008年1月)
浜脇のランドマーク的存在、その名も「浜脇温泉」です。大きく立派な建物内にある公衆浴場ですが、男女別にシンプルな内湯がひとつづつという、昔ながらの造りとなっています。同じ建物の2階にはジャグジーやサウナの並ぶ「湯都ピア浜脇」があり、新旧浴場の二世帯住宅状態です。
浴場内は広めの脱衣所+10数人サイズの長方形浴槽という造りになっています。熱い源泉を浴槽底より注入、仄かに薬臭漂う無色透明の湯はキリリと熱く、スッキリとした印象。基本的に熱い湯ですが、自由加水用の蛇口もあり、皆さんここでは比較的気兼ねなく水を入れている様子でした。ただ前回の訪問時もそうでしたが、利用者が多くやや白濁りの湯汚れも発生。大人気の公衆浴場だから仕方ないかな。
(まぐぞー・2008年1月)
▼浜脇温泉外観
浜脇温泉 データ
大分県別府市浜脇1-8-20
→Googleマップでみる
0977-25-8118
6時30分~25時(14時~15時は清掃のため不可)
第3月曜日休み(祝日は変動の場合有)
100円→200円
訪問:2004年4月・2008年1月・(改装後)2019年4月
浜脇温泉 温泉分析
別府市有雲泉寺泉源外(貯湯槽出口での分析)単純温泉 64.1℃ (掘削動力) pH=7.4 溶存物質計=0.764g Li=1.3mg Na=173.0(80.45mv%) K=17.5 Mg=4.6 Ca=16.2 Sr=0.2 F=0.6 Cl=168.0(55.05) Br=0.5 SO4=71.2 NO2=0.1 NO3=1.4 HPO4=0.2 HCO3=142.0(27.06) H2SiO3=159.0 HBO2=8.8 HAsO2=0.2 As=0.1 CO2=0.9 (H28.3.7) ※温泉利用状況=掲示確認できず
以前の分析
浜脇温泉他(雲泉寺タンク)アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・Cl) 62℃ pH=8.5 溶存物質計=749mg Li=1.4mg Na=170.0(80.24mv%) K=17.6 Mg-5.0 Ca15.1 Zn=0.2 F=0.6
Cl-140.0(41.23) Br=0.2 SO4=52.6 HPO4=0.3 HCO3=260.0(44.47) CO3=6.2 NO3=1.1 OH=0.1 HBO2=10.2 H2SiO3=67.9 CO2=1.4 (H7.3.9)