タイの温泉|チェンマイ|熱水塘村温泉(バーン・マイ・ノーン・ブア温泉)

チェンマイからレンタカーにてファーン温泉と絡めて行ってみました。近くまで来るとところどころにタイ語に併せて漢字を目にするようになってきました。近くには「熱水塘村醫務所」という病院があります。どうやらこの辺りは中華系の方々が集まり住んでいる地区のようです。例の通りGoogleMapを頼りに到着することができました。

温泉はお寺の隣にありました。車か降り建物内にある受付らしき箇所にいくも誰もおらず。しばらくの間、声を掛けていると我が家と同世代ほどのご夫婦がいらっしゃいました。温泉に浸かりたい旨を伝えると鍵を渡されて二人で100バーツだと言う。指示された方向へ歩き進んで行くと同じような湯小屋建物が6棟ほど横に並び建っていました。渡されたのはVIP-1番の「桃花」という鍵だったので迷いもなく桃花へ直行します。

中は浴槽とシャワーコーナーが仕切り一つの横並びで配置されていました。利用するには利用者各自で浴槽に栓をしてバルブ湯口を開いて温泉を溜めます。加水バルブもありましたが当日は温泉の湯温が適温だったので加水の必要はなしでした。

浴槽は1-2人サイズ、コンクリでシンプルな造りです。湯舟内には半身浴する腰掛け部分があるので、日本人が好むような全身浴スペースはどうしても狭くなってしまう造りでもあります。バルブから出る温泉はMax25L/minは出てきます。湯口横の湯面スレスレ部分には配湯口があり、そこからオーバーフローされます。お湯は薄っすら黄緑がかったような透明湯で野沢温泉のお湯を薄くしたような感じがします。少しスべキシを感じるお湯を適温の約41℃ほどで源泉100%掛け流しにて入浴できました。湯小屋もお湯も期待以上で大満足の訪問となりました。
(三昧・2019年4月)


 

のどかな田園広がるタイの山里の中にポッと中国系の建物が立ち並ぶ集落に湧く温泉です。ちょっとわかりにくい場所にあるんですが、お寺さんの前を通り過ぎた先の行き止まりの施設が「熱水塘村温泉」です。樹木が茂る施設は受付棟・6棟の個室湯小屋・室内プールで構成されていました。こう書くと何かリゾートをイメージするかもしれないですが、どちらかといえば地域の素朴な温泉施設といった方がしっくりきます。

受付へ行くとご夫婦らしき方が対応してくれたのですが、どうも私達を中国人と思ったらしく躊躇なく中国語で温泉についての説明&雑談でした。鍵を受け取り案内された湯小屋へ。6棟並ぶ湯小屋のうち「桃花」が今回利用する家族湯です。

浴室にはタイルと石板で構成された1~2人サイズ浴槽ひとつありセルフで湯を投入します。バルブをひねるとプンプンと漂う温泉臭と共に大量の湯がドカドカと出てきました。湯に触ると加水の必要のない適温湯です。タイでは激熱源泉のことが多く短時間で入浴するため泣く泣く加水をしてましたが、ここではその必要がありません。源泉のみで絶妙湯加減を楽しむことができるんです。

無色透明の湯は一口含むとごく薄いタマゴ風味、湯面からはほんのり優しい温泉臭、適温源泉をバンバン掛け流しできるので当然のように鮮度抜群で大満足の湯浴みを楽しめました。

浴後にすぐ横のプールから子供たちの楽しそうな声が聞こえて来たので行ってみると、ご主人もいらしたので「ここも温泉かな?」と触ってみたら「冷たいよ」と。そして確かに冷たかったです。冷めた源泉なのか水だったのかご主人に聞けばよかったなぁ。
(まぐぞー・2019年4月)

▼のどかな田園風景を進むと

▼突如中国風の集落が

▼中国風です

▼熱水塘村温泉

▼受付はこちら

▼受付

▼温泉棟へ向かいます

▼ご立派な菩提樹

▼湯小屋が六棟並んでいます

▼利用した湯小屋

▼浴室

▼浸かった様子

▼シャワーもあります

熱水塘村温泉(バーン・マイ・ノーン・ブア温泉)データ

タイ・チェンマイ
Googleマップでみる
個室風呂1時間一部屋100バーツ
訪問:2019年4月