別府温泉 梅園温泉

新規施設の梅園温泉は撮影禁止となっていたため浴室画像はありません。

地震による被害を受けて旧施設は取り壊されました。なんとか再建して新しい浴舎でオープンを迎えられたそうです。ようやく訪問の機会に恵まれて立ち寄ってみました。

梅園温泉は変わらずに路地裏にあって新しい浴舎に生まれ変わっていました。建物横には足湯までも新設されています。ちょうど毎年恒例の温泉まつりの時期だったためか、別府に関係する各種グッズなどの販売もされていました。我家は湯の街の絵ハガキを数枚ほど購入。

浴場入り口正面に受付がありました。ちょうど係員は「巡回中」という掲示があったので無人浴場になっていました。入浴料は備え付けの料金箱に各自が支払うようになっています。一般の方の入浴料は300円、一見すると高く思えてしまうのはここが別府だからなのでしょう。

ここから男女左右に分かれて中に入ります。男湯は他にお客さんはいなくて、当日は貸切状態で利用することができました。10畳間ほどの浴室内にU字型のタイル浴槽が一つあります。決して大きなものではなく3-4人も浸かればいっぱいな広さです。

淡く緑っぽいようにも見えるお湯はキレイに澄んでしました。偶然にも利用客が多くなかったのか、清掃後間もないのかも知れません。いずれにしてもお湯の鮮度が良かったです。少しすべすべした浴感があるのは重曹泉タイプだからでしょう。湯温は体感で42.5℃ほどなので無理せずに難なく入浴できます。絶妙な湯温調整に感謝します。暫く一人での湯浴みを楽しんで満足したのち、再訪を約束して梅園温泉を後にしました。
(三昧・2019年4月)


細い裏路地の奥、建物にはさまれてひっそりとたつ鄙びた湯小屋が人気だった梅園温泉が、完全建てかえでまったく新しく生まれ変わったのが数年前のこと。なかなか行く機会が無くやっと訪問することができました。場所は以前と同じと思いますが、建物が新しく壁が明るい色合いになったぶん以前の裏路地感は少しだけ薄れました。

新しい梅園温泉は浴室の壁に梅をかたどって絵皿が埋め込まれたり、タイル絵があったりと、ちょっと洒落た雰囲気になっています。浴室には釣鐘型の4人サイズタイル浴槽がひとつあり、無色透明の適温湯が静かに掛け流されていました。熱めを通り越して激熱湯も珍しくない別府で、加水無しに適温の掛け流しができるって貴重だと思います。まだあまり利用者がいなかったのか、湯汚れの無い綺麗に澄んだスベスベ湯です。当然ながら浴室全体はまだ新しく清潔感があり、以前のような鄙びた風情は無くなりましたがとても気持ちよく利用することができました。
(まぐぞー・2019年4月)

▼真新しい梅園温泉です

▼受付(訪問時は無人でした)

▼入口

▼掲示

▼足湯ができていました

▼湯口に亀がいました

▼お店が出ていました

別府温泉 梅園温泉 データ

大分県別府市元町5-23
Google Map
11時~23時
300円
旧梅園温泉の感想
訪問:2019年4月

別府温泉 梅園温泉 温泉分析

梅園温泉 単純温泉 46.3℃ pH=7.4 溶存物質計=0.856g Li=0.9mg Na=101.0(52.83mv%) K=11.4 Mg=20.8(20.58) Ca=35.0(21.06) Sr=0.2 Ba=0.1 Fe2=1.0 Cl=27.5 SO4=52.1 HCO3=391.0(77.51) H2SiO3=213.0 HBO2=1.7 HAsO2=0.1 CO2=57.6 (H30.11.1) ※温泉利用状況=掲示見当たらず