はしご湯のすすめ福島県の温泉


高湯温泉 花月ハイランドホテル 高湯温泉 花月ハイランドホテル

福島市町庭坂字神の森1-20
TEL(024)591-1115
花月ハイランドホテルHP
要問合せ/600円
※土日1時間以内、平日2時間以内

訪問:04年11月

高湯26番・滝の湯
酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉(硫化水素型)
51.0℃(浴槽42.0℃)
Na=65.3mg K=21.8 Mg=26.6 Ca=95.2 Al=29.0 Mn=1.4 Fe2=0.8 H=1.6 F=2.2 Cl=53.8
SO4=640.5 HSO4=34.2 H2SiO3=181.2 HBO2=9.0 H2SO4=0.1 CO2=506.3 H2S=113.6
(H16.7.13)


有料道路の磐梯吾妻スカイラインの料金ゲート手前にある吾妻高湯温泉。有料道路は既に冬期通行止めになったいる。外観は豪華な大型ホテルといった感じ。立ち寄り受付け時間の間際の訪問となってしまった。このお宿の駐車場からの眺望がまた良い。福島市街地を一望できます。お風呂は2箇所にあり一度着替えて移動して入湯になります。

「木の湯」と呼ばれるお風呂はL字型の浴槽で30人は浸かる事ができる大きなもの。ガラス張りで浴室内が明るいので気持ちがいいです。湯は白濁りでタマゴ臭で42℃、こういうお湯が好きな方には満足できると思う。50L/minほどの源泉が湯口より投入されています。浴感も十分感じられて満足のいくものです。

もう1箇所のお風呂には内湯の「石の湯」と露天の「露天の湯」があります。内湯はタイル張りの長方形のものですがどういうわけか湯は真湯、強力循環でカルキ臭が強し。露天風呂は丸い石を浴槽縁に配置した石風呂。男湯と女湯が仕切り一枚で繋がっている造り。屋根付きの半露天風呂といった感じ。湯は「木の湯」と比べてしまうと薄い印象。タマゴ臭漂う薄い白濁りの湯。
(04年11月)

(三昧)



本当は最初、日帰り温泉施設「あったか湯」へ行こうとした。ところが大混雑の為、駐車場前で警備員さんに思いっきり×印を出されてしまった。仕方が無いので、そのままニョロニョロと車を進め、辿り着いたのが「花月ハイランドホテル」でありました。こちらも広々駐車場に車がビッシリ。浴場はもさぞや混んでいるだろうと思いつつ、ここまで来た悔しさもあり、兎に角湯浴みをさせてもらう事に。

館内には大きく分けて二箇所の浴場があります。一箇所は大浴場(内湯×1)、もう一箇所は中浴場(内湯×1、露天風呂×1)、どちらも男女別という充実ぶり。私は最初に大浴場の方へと行きました。こちらは露天風呂がない所為か湯浴み客は疎ら。その少ない湯浴み客もやがて上がってしまい、広々浴室を私ひとりで利用する事に。浴室には30人以上入られそうなL字型内湯浴槽がひとつ。底にはビッシリと丸タイルが敷き詰められています。浴槽の前面には大きく窓がとられ、高原の清々しい樹木が広がります。湯口からは無色透明の湯が流し込まれ、浴槽内で白濁、細かな白湯花も無数。サラリ系の浴感が気持ち良い。多くの人が「温泉」としてイメージするロマンチックな白濁湯です。

続いて中浴場へ。こちらは結構な混雑ぶりでした。脱衣所を抜けると、まずは5人程入られる長方形内湯浴槽があるのですが、こちらは何故かカルキ臭プンプンの無色透明、おそらくは真湯でしょうか。一部ブクブクとジャグジーも作動しています。おそらくは団体さん御用達の観光ホテルなので、体調などによっては真湯に浸かりたい方もいるのでしょう。そういった方の為の浴槽では?続く露天風呂は階段を下った先にあります。勾玉のような形の石造り浴槽には、マイルドな酸味の白濁タマゴ湯が満たされています。大浴場の湯と比べると、やや薄い浴感。備品はシャンプー、ボディソープ、ドライヤー有り。中浴場の近くにはちょっとした畳敷きの休憩場もありましたが、訪問時はビッシリと人が居て入る事は出来ませんでした。
(04年11月)

(まぐぞー)




男性大浴室



白濁湯



女性大浴室



湯口


男性中浴場 内湯


男性中浴場 露天風呂


はしご湯のすすめ福島県の温泉