はしご湯のすすめ青森県の温泉


ブナの里 白神館
ブナの里 白神館

中津軽郡西目屋村大字田代字神田60-1
0172-85-3011
8時〜21時
300円→350円

訪問:98年9月、07年1月



「湯使いいまいち」というまぐぞー情報だったが、自分は未湯だったので突撃。キレイ系の公営温泉宿泊施設という印象。宿のお風呂を立寄り客にも開放しているといった具合。

湯気が充満しきりの浴室に塩素系薬剤の臭いがぷーんと漂っています。まあ事前に得ていた情報だったので驚きはしませんでしたが、これがいつもの湯巡りの途中に出くわしたとなるとかなりのショックかも知れません。温泉を利用しているというのは大浴槽のみという事でしたが、これっぽちも温泉さらしきものを感じとれません。無色透明、カルキ臭でほとんど無味といったお湯でした。そこそこ濃い目の食塩泉なのに全く塩味を感じる事ができません。44℃に調整されての完全循環といった具合でしょう。
(07年1月)

(三昧)



弘前方面から白神ライン(弘西林道)へ行く途中にある温泉施設。白い壁と緑色のトンガリ屋根が目印の洋風建物。白神山地の入り口という事で森林に囲まれた中にあるのかと思っていたら、わりと整備された地にあった。

浴場はジャグジーやサウナの付いたセンター系。塩素臭漂う完全循環で、湯そのものを求める向きではありません。ただ、私はこの日、そぼ降る雨の中を寒さに震えながら津軽西海岸から白神ラインを走り抜け、やっとの思いでこの「白神館」に辿り着いたのであります。歯をカタカタ鳴らしながらやっと浸かったお風呂は、例え塩素ムンムン完全循環であろうとも有り難いものがありました。この施設はおそらく、「源泉うんぬん、温泉うんぬん」という方向ではなく、白神山地観光の宿泊ベースとしての「機能」に重点を置いているのかもしれません。

入浴後食堂で山菜の入ったラーメンを食べたのですが、これがピリ辛で美味しかった。舞茸の歯ごたえもなかなかです。また、隣接する「白神山地ビジターセンター」は無料とは思えない程充実した展示内容と凝った造りが素晴らしいものでした。
(98年9月)

(まぐぞー)




男性浴室


メイン浴槽湯口


白神館で食べたラーメン


田代源泉 ナトリウム-塩化物泉 47.9℃ pH=? 溶存物質計=9411mg Na=3087mg(87.13mv%) K=128.2 NH4=1.0 Mg=6.9 Ca=314.3 Al=0.2 Mn=0.5 Fe2=5.8 F=0.4 Cl=5031(91.42) Br=15.3 I=0.5 SO4=532.9 HPO4=0.2 HCO3=123.0 H2SiO3=125.2 HBO2=38.8 CO2=22.0 (H16.10.20) ※加水あり、加温あり、循環ろ過あり、塩素系薬剤使用あり(天然温泉は大浴槽のみ使用)


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