はしご湯のすすめ福島県の温泉


高湯温泉 旅館玉子湯 高湯温泉 旅館玉子湯

福島市町庭坂字高湯7
TEL(024)591-1171
立寄り時間要問合せ/500円

訪問:02年11月

仙気の湯、滝の湯
酸性-含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
47.8℃(浴槽42.0℃) pH=2.7 成分総計=1152mg
Na=64.1mg K=21.5 Mg=28.0 Ca=82.9 Fe2=0.2 Mn=1.5 Al=9.1 H=1.8 Cl=59.5 SO4=627.6
HSO4=37.6 CO2=34.2 H2S=1.9


実にうまいネーミングです。玉子湯という響きが良いです。この名前だけでツルっと滑らか真っ白な湯を想像し、女性客の心は鷲掴みです。そんな理由かどうかは知らないけれど、日帰りで訪れた日も宿泊客立ち寄り客入り乱れての大混雑。周囲の温泉地に比べて圧倒的にギャルやマダムの軍団が多かった。

まずはお宿の名前にもなっている名物の玉子湯へ。敷地内の庭にいくつかの湯小屋が点在し、お客さんが「はしご湯」できるようになっています。玉子湯もそんなる湯小屋のひとつ。茅葺きの風情有る佇まいがいい感じ。内部はこじんまりとした木造の内湯となっていて、白濁した湯が滔々と注ぎ込まれています。内湯好きの私にはたまらない浴室でした。続いて女性用露天風呂、男女別露天風呂へ入浴。脱衣所(湯小屋)が玉子湯同様の茅葺き作りとなっていて「和」の風情を楽しめます。庭の奥の方には、まだ新しい感じの足湯があったのですが、こちらは誰も利用していませんでした。続いて館内にある内湯へ。内湯は二ケ所あり、風情うんぬんというより機能的な「旅館の浴場」といった感じ。

訪問前は「なりや」のような濃厚な白濁湯をイメージしていたのですが、比較的アッサリ系で、やや拍子抜けしたというのが正直なとこ。勝手に想像と期待を膨らませ過ぎたカナ?あまりに人気でガサガサした雰囲気だったのも残念。宿泊して夜にでも浸かれば、また印象が違ったのかも。
(02年11月)

(まぐぞー)




湯小屋



玉子湯



男女別露天風呂



館内内風呂


足湯


大切にされる源泉


はしご湯のすすめ福島県の温泉