はしご湯のすすめ山形県の温泉


櫛引温泉 ゆ〜TOWN
櫛引温泉 ゆ〜TOWN

鶴岡市三千刈字清和159
0235-57-4313
1階9時〜21時30分(受付21時)
2階13時〜21時30分(土日祝9時〜21時30分)(受付21時)
第3火曜日休み
350円400円→430円

訪問:02年7月、03年5月、12年1月



公社経営の日帰り温泉施設です。お風呂はもちろん大広間、個室、お食事処などがあります。訪問時、駐車場で新たな温泉の掘削工事をしていました。湯量が減少したのかそうでないかは不明です。

浴室は1階と2階にあり、それぞれの浴室から裸のままで階段を使って行き来が可能です。はじめは1階の浴室へ。15人は入れる石造り浴槽。ここはなんといっても湯の色に特徴があります。黄土色に混濁し透明度は殆どない。

螺旋階段で2階の浴室にいってみたが、湯の色が無色透明であった。どうやら御丁寧にも鉄分を濾過したうえで温泉を利用しているようだ。余計なことはせず源泉そのまんまでいってほしい。駐車場には24時間利用できる温泉スタンドが設置されている。
(03年5月)

………………

どんな感じの湯だったか記憶が曖昧だったので確認に訪問した。まずは一階浴室から。15人サイズの石造り浴槽ですが、浴槽内や浴槽縁などは赤茶&クリーム色系の温泉析出物で見事にコーティングされています。薄緑黄色に薄濁り、弱土類臭に弱甘塩味を感じる43℃ほどの湯。以前より成分濃度が薄くなったような印象を受けたのですが、確認してみると利用源泉が以前のものより変更になっていました。源泉温度が高いので加水ありとの事。加水掛け流しの湯使い。二階にある浴室は源泉から鉄分を除去後、循環ろ過しての湯使い。こちらは以前と変わらずでした。

今回は元日の訪問、お正月特典で先着500名にオリジナルタオルを進呈、との事。我が家も運良く戴くことができたのですが、その時まぐぞーが一言「500人も来るのか!?」と呟いていた。
(12年1月)

(三昧)



田畑広がる長閑な地に突如現れる、温泉の湯気(?)のように波打ったグレーの三本柱。そのモニュメントが目印の、大きく立派な日帰り温泉施設です。

この「ゆ〜TOWN」は趣のまったく違う浴室が1階と2階にあり、それぞれ裸で行き来できます。1階は濃厚な黄土濁りの湯が溢れる浴槽+掛け湯槽というシンプルな造り、2階は無色透明に除鉄された塩素臭の漂う湯を、ジャグジーなど数種の浴槽で楽しめるクアハウス的造りとなっています。今回で3回目の訪問ですが、そのいずれも殆どの人が2階へ行ってしまい、せっかくの濃厚湯が楽しめる1階はほぼ貸切現象が起きています。私が主に浸かるのは勿論1階。せっかくなので2階へも行きますが、そちらは味見程度で早々に撤収です。

さて1階の浴室ですが、15〜6人サイズの緩やかに湾曲したほぼ長方形浴槽がひとつ。流し込まれる湯は浴槽内で適温、それほど強くない色合いの黄土半濁湯が溢れ、湯面からは海+土類のような臭いが漂い、見ため通りのキシキシとした肌触り、そして塩気を感じます。これがなかなか濃い湯で、浴槽まわりや手すり部分には温泉成分が付着し、久し振りの訪問では見事な成長を遂げていました。ところで前回訪問は約8年前でしたが、以前の方がもう少し湯色が濃く、塩気も強かったような気もしますが・・気のせいかな??
(12年1月)

(まぐぞー)




男性1階(12年)


男性1階(12年)


男性1階(12年)



男性1階(12年)


男性1階(12年)


03年の1階浴室



女性1階(12年)


析出物(12年)


浴後にグビリと



年賀のタオル(12年)


温泉スタンド(12年)


3本のモニュメント


櫛引源泉2号 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 57.0℃ pH=7.3 溶存物質計=4980mg Li=1.0mg Na=1493 K=24.3 Mg=6.3 Ca=214.3 Mn=0.2 Fe2=1.4 F=3.3 Cl=1573 Br=6.6 I=0.5 SO4=1303 HCO3=250.0 CO3=0.4 H2SiO3=48.2 HBO2=53.2 CO2=21.5 (H22.2.12) ※温泉利用状況=加水あり


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