はしご湯のすすめ福島県の温泉


飯坂温泉 昭泉閣 飯坂温泉 昭泉閣

福島市飯坂町若葉町1
024-542-2244
10時〜20時/500円

訪問:12年9月

若竹分湯槽/単純温泉/60.0℃ pH=8.6 溶存物質計=809.5mg Na=211.3mg K=4.9 Mg=0.2 Ca=30.4 F=5.0 Cl=102.3 OH=0.1 S2O3=0.1 SO4=328.1 HCO3=42.8 CO3=4.5 H2SiO3=76.2 HBO2=3.6 (H17.2.3)/※温泉利用状況=確認できず


飯坂に構える、昭和を感じさせる雰囲気を持ったお宿です。休前日の夕方訪問でしたが入浴okとのご主人。受付のみならず浴室までご案内を頂きました。入浴施設としては男女別に分かれた内湯が一つずつあります。

小池のような型の5-6人サイズで、使い込まれた感たっぷりの古めかしいタイル張り浴槽がなかなかです。丸タイル湯口から出る源泉は61.3℃で5-8L/minほどの投入量、湯表面のみ熱いので、まずは湯揉みしてからでないと適温入浴は望めません。無色透明、ボウ硝薬臭を湯面から放っています。湯船内には腰掛ゾーンがあるので出たり入ったりを少々。当日の鮮度はまずまずで、飯坂の掛け流し湯を堪能した。「ウチは掛け流しだから浴槽から湯を汲んで身体や頭を洗ってくれ」と言っていたご主人。因みにシャワーを開けてもいつまでも水しか出ない。このテの湯使いはあまり大勢が入浴すると劣化するタイプの湯、少人数利用なら問題無い。
(12年9月)

(三昧)


飯坂温泉街にある中規模旅館です。立ち寄りを伺うと御主人が受付けてくださり、浴室まで案内いただきました。「昭泉閣」は外観こそ今ひとつ味わいに欠ける観光旅館といった雰囲気ですが、館内にはマニア好みしそうな浴室をお持ちでした。

浴室は男女別に内湯がひとつづつ。大小のタイルをふんだんに使用した、使い込まれた感のある味わい深い浴室です。女性側には横長のタイル浴槽がひとつあり、湯口より飯坂温泉ならではの無色透明激熱源泉を少量投入、浴槽内で熱めの掛け流し利用となっています。そっと浸かると心地よい温泉臭に包まれ、湯汚れの一切無い鮮度良好の熱湯がジーンと肌に染み入りたまりません。熱めながら「まろやかさ」もあり、なんとも心地良い湯です。なにしろ浴室のレトロ感が良いです。いつまでも去りがたい、そんな湯と浴室でした。
(12年9月)

(まぐぞー)



レトロな館内


浴室入口


掲示



男性浴室


浴槽


湯口



女性浴室


湯口


排湯口


はしご湯のすすめ福島県の温泉