はしご湯のすすめ福島県の温泉


高湯温泉 安達屋 高湯温泉 安達屋

福島市町庭坂字高湯21
TEL(024)591-1155
10時〜17時(火、金は14時頃から〜17時)
700円(1時間以内)

訪問:06年8月

尾花沢3番・5番・6番合併/酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉(硫化水素型)/45.0℃ pH=2.8 溶存物質計=1069mg Na=58.1mg K=20.1 Mg=23.3 Ca=83.8 Al=25.1 Mn=1.1 Fe2=0.5 H=1.6 F=1.9 Cl=50.5 SO4=595.7 HSO4=31.8 H2SiO3=167.8 HBO2=8.0 H2SO4=0.1 CO2=41.3 H2S=4.7 (H16.6.2)/※薬師の湯のみ季節により加熱水を給湯


公衆浴場「あったか湯」の道路反対側正面にある民芸調のお宿です。お風呂は館内の数箇所にあり、それぞれ趣向の違う浴槽が楽しめます。ただし全浴槽利用源泉は同一のものです。

男女別露天風呂の「薬師の湯」は玄関を入って右側に進んだ所にあります。ひょうたん型の石板張り浴槽は周囲が目隠しで囲われているが、屋根が無く開放感がある造りとなっている。湯口の木筒より90L/minもの大量源泉を投入、ドンドコ大量掛け流し。しかし掲示によると加熱真湯と混合との事である。湯口44℃、浴槽42℃。やや青みがかった半濁湯、透明度は25cmほど。薄い浴感と思ってしまうのは真湯との混合のせいか?タマゴ臭弱し、明礬臭あり。真湯との混合うんぬんもあるが、大量投入で湯汚れ知らずでその点で気に入る。

男女別内湯「不動の湯」は、さきほどの薬師の湯から離れているので一度着替えての移動となる。1.8×4mの石造りの湯船。浴室床には前面に木製スノコが敷かれている。浴槽中央横にある湯口上部には、水がめを背負った女性のオブジェがありなんとも不思議。湯口からは15L/minほどの源泉投入。青みがかった白濁湯、弱タマゴ臭のする44℃。こちらの浴室は源泉100%。

混浴露天風呂の「大気の湯」。男湯は脱衣所から移動でき、中で合流する造りになっている。寝湯・打たせ湯・洞窟湯など、バリエーション豊かな混浴露天風呂となっている。グループや仲間、夫婦やカップルで楽しめる浴槽だと思う。利用源泉は同じもので、湯は似たり寄ったり状態。他に宿泊者用の家族湯もあるようです。
(06年8月)

(三昧)


人気の高湯温泉にある旅館です。館内は落ち着いた和民芸調でインテリアや小物、仄かな照明など、女性好みしそうな雰囲気があります。

浴室は大きく分けて二箇所あり、ひとつは1階屋外の湯小屋にある「薬師の湯」。こちらは男女別露天風呂で、女性側は瓜のような形の7〜8人サイズとなっていました。木製の湯口より結構な量の投入があり、浴槽内には細かな白湯花漂うやや青みがかった白濁湯が溢れています。希釈の為か少々薄い印象のある湯は弱キシスベ感、薄いタマゴ臭が漂い、口に含むと薄い酸味を感じます。ここではお湯そのものの臭いよりも、周囲に漂うツーンとしたガス臭の方が目立つ感じでした。

続いて2階にある男女別内湯+露天風呂へ移動。女性側は脱衣所を抜けるとまず内湯「姫の湯」があり、続いて女性用露天風呂、そして更に奥へ進むと混浴露天風呂「大気の湯」へと合流できる仕組みとなっています。女性内湯「姫の湯」は4〜5人サイズの長方形。ウサギの人形が乗った湯口よりやや熱めの湯が注ぎ込まれ、浴槽内でやや熱めの青みがかった白濁。溢れ出しも多く、ちょっと熱めの心地よさもあり、ここのお湯が一番気に入りました。

内湯から続く女性用露天風呂は石造りの浴槽が大小二つ並んだ造り。片方が3〜4人サイズで、もう片方が5〜6人サイズとなっています。大きい浴槽には三つに仕切られた寝湯・・というか、座り湯のような部分も。濃い色合いの白濁湯が満たされていましたが、湯の鮮度的には内湯の方が上でしょうか。この露天風呂、何故か浴槽底がザリザリと痛く、ゆっくり寛ぐ事ができませんでした。更に奥に進んだ混浴露天風呂を覗いたところ、殿方天国となっていたのでパス。
(06年8月)

(まぐぞー)



まずは「薬師の湯」へ



男性露天風呂



湯口(男性)



女性露天風呂



休憩場もあります



冷たい水が置かれていました



続いて男女別内湯&露天へ
男性内湯「不動の湯」



湯口(男性)




混浴露天風呂「大気の湯」




別の角度から



洞窟風呂



打たせ湯



女性内湯「姫の湯」


湯口(女性)


女性露天風呂


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