菱野温泉 薬師館

投稿日:2022年10月15日 更新日:

菱野温泉 薬師館 2022年4月

前回の記憶が薄れて来たのでどんなんだったか確認がてら立ち寄りしてきました。正面玄関を入るとまずは消毒の実施があります。受付ではコロナ対策の一環で氏名、住所、電話番号の個人情報記入を求められました。また訪問者全員の検温実施もあります。

温泉入浴は密回避のため浴室を一度に利用できる人数を制限する対策をとっていました。当日は5人まで可能との事で、帳場前に用意された脱衣かごの増減数で利用人数を制限していました。帳場から浴室まではちょっとした洞窟のようなトンネルのような通路を進んでいきます。その突き当りに男女浴室はあり、脱衣場壁には分析書と湯使い掲示がありました。

先客は1人でしたがほぼ入れ違いで出ていかれて終始独占みたいなもんです。浴槽は3つあり、上中下段との三段構成になっている造りです。上段から順に3人、1人、2人サイズの広さがあります。上中は岩を底や側面に使用した風呂、下はコンクリ浴槽でした。上段は基本無色透明、ビワや杏の果肉のようなオレンジ色系の湯華があります。塩原・須巻温泉に見られる湯華に似ているような気がします。湯舟底部より吸い込みあり、よって循環の湯使いです。浴槽内側面より源泉と思われる冷たい湯水?の注入が確認できます。湯面からは塩素臭あり。中段は上段浴槽からの溢れ湯の流入でした。

下段は冷たい源泉そのまんまが楽しめます。約45L/minもの大量投入がありこの類が好きな方にはたまらないでしょう。湯面スレスレ部分にある塩ビ配管よりオーバーフローされるまさに源泉掛け流し。浴槽湯温は上段から順に上=41.7℃、中=40.0℃、下=15.0℃の実測結果です。湯使いをまとめると上段浴槽は加温源泉投入浴槽内循環塩素臭あり、中段は上段からのオーバーフロー湯投入、下段は冷たい源泉そのままの掛け流しと思われます。
(三昧・2022年4月)


久々の訪問です。いったいどれくらい振りだろうと前回の訪問レポをみてみると約19年ぶりでした。今回は登山後の汗流しも兼ねて訪問してみました。菱野温泉は緑豊かな広ーーい敷地内の少し離れた場所に薬師館と常盤館があり、今回も薬師館にお邪魔しました。

薬師館は池のすぐ横に位置し、向かいにはポニーもいる広場もあります。敷地の全体的な印象しては旅館利用者以外は来る人もほとんどいない静かな場所で、滞在がてらのんびり散策するのもよさそうでした。

入口を入ると玄関ホールになっていて受付で料金を支払い、近くに置かれている脱衣かごを持って浴室に向かいます。脱衣かごの数以上は混雑防止のため入浴できないというシステムでした。浴室までは細い通路を歩きますが何やら炭鉱の坑道を思わせる造りとなってアトラクション感がありワクワクします。

浴室は男女別に内湯があります。浴室に入ると脱衣所側から奥の窓方面へ向かって段々に三つの浴槽が並んでいました。先ず最初の浴槽(脱衣所寄り)ですが、3人サイズの長方形で加熱源泉を湯口と湯口下の台から浴槽内注入、同時に冷たい非加熱源泉も結構な量を入れていました。加熱湯と非加熱源泉がブレンドされ浴槽内で適温、無色透明の湯は明るい黄土色の茹でたまごの欠片のような湯花がたくさん浮き沈みしていました。ただ湯面からは塩素臭もプンプンと漂って来ます。うっかり湯使いの確認を忘れてしまったのですが分析表には循環使用の記載がありました。

続く中段浴槽は一人サイズの長方形小浴槽です。こちらは上段からの流れ込み湯と思われる少し温めの湯が満たされていました。

一番下の下段浴槽は非加熱源泉掛け流しと思われます。湯口よりほぼ無色透明な冷たい源泉がジャボジャボ投入されています。そっと浸かると浴槽底にヌタッとした明るいオレンジ色の湯花が泥炭のように沈澱していて動くとモワモワと大量に浮かび上がりちょっとビックリしました。4月の訪問時ではかなり冷たく感じましたが登山で火照った体が程よくクールダウンされて気持ちよかったです。この浴槽は温泉マニアさんも好きなんじゃないかな?

19年前に訪問した際は何階か忘れてしまいましたが階上にもう一つ男女別内湯「展望風呂」がありました。今回訪問時では見当たらず公式サイトにも紹介されていないので現在は使用していないのかもしれません。
(まぐぞー・2022年4月)

▼菱野温泉 薬師館 外観

▼アマビエ様がお出迎え

▼受付

▼受付まわり

▼右奥の扉が浴室への入口

▼暖炉がありました

▼坑道のような浴室への通路

▼洞窟のようです

▼男性脱衣所

▼湯花に関する掲示

▼入浴方法

▼男性浴室 加熱浴槽

▼左が流れ込み浴槽・右が非加熱源泉浴槽

▼非加熱源泉浴槽を別の角度から

▼浸かると底から大量の湯花が舞い上がります

▼女性浴室 加温浴槽

▼加温浴槽(非加熱源泉を浴槽内投入)

▼女性側は壁に山々がデザインされていました(浅間山かな?)

▼流れ込み槽(右)と非加熱源泉槽(左)

▼非加熱源泉浴槽

▼湯口

▼薬師館のすぐ横は池です

▼浴室の横から流れる源泉に触れられました

菱野温泉 薬師館 2003年9月

高峰高原の中腹、標高1000メートルにある菱野温泉です。玄関からして全体的に館内が薄暗い。お風呂は二か所で別々の場所にあるので、まずは階上の展望風呂へ。5-6人が入れるほどの大きさの浴槽で、展望風呂という名前だけあって高原の景色を眺めることができました。湯は単純温泉で無色透明無味無臭。源泉を加熱しての41℃の適温、吸い込みありの半循環。

1階にある浴室は炭酸鉄泉と掲示がありました。鉱泉なので加熱槽と冷たい源泉槽の二つの浴槽がある。加熱槽はさておき冷たい掛け流し浴槽が良い。加熱槽との交互入浴法がお宿のお薦め入浴法らしい。新鮮金気味、微炭酸味。お宿の敷地内に冷たい源泉が湧いていて飲泉はもちろんペットボトルなどでの持ち帰りも無料で可能とのことでした。
(三昧・2003年9月)


信州秘湯会の宿です。宿泊客のチェックアウト後だったからか照明の落とされた館内はお客さんも従業員の姿もなくシンと静まりかえっていました。昼なのに薄暗い。古めかしい広告の入った鏡などが置かれレトロな雰囲気漂う館内です。浴室は階上の展望風呂と1階の浴場の二か所あり、一度着替えての移動となります。

まずはエレベーターに乗り込み展望風呂へ。男女別の浴室にはそれぞれ内湯浴槽がひとつありました。この浴室は「展望風呂」という名前だけあって高い位置にあるので眺めが良いです。浴槽には温めの沸かし湯が満たされていました。特にコレといった特徴は無い無色透明湯です。

次は1階にある浴室へ。石造りのトンネルのような廊下を進む浴室までのアプローチが楽しいです。男女別の浴室にはそれぞれ冷鉱泉の源泉浴槽1と沸かしの浴槽1とがありました。「まず沸かし湯に浸かり次に冷泉へ」これを2~3回繰り返すというのが、ここの入り方のようです。源泉浴槽はとても冷たく気合いを入れて入らなくて辛い。湯口よりひと口含んでみると雑味のない鉄味がしました。浴室の窓から外を見ると下には鯉の泳ぐ池があります。訪問時はラッキーなことに他には誰もお客さんがいなかったので、ゆっくり静かな湯浴みを楽しむことができました。
(まぐぞー・2003年9月)

▼菱野温泉 薬師館 玄関

▼リスが飼育されていました

▼男性展望風呂

▼展望風呂浴槽(女性側もほぼ同じ造り)

▼もうひとつの浴室への通路

▼温泉の入り方

▼男性浴室

▼加熱浴槽

▼非加熱浴槽

▼女性浴室

▼非加熱浴槽

▼薬師館すぐ横の池

▼源泉

菱野温泉 薬師館 データ

長野県小諸市菱平740
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0267-22-0077
11時~16時(受付15時30分)
500円→600円
訪問:2003年9月・2022年4月

菱野温泉 薬師館 温泉分析

菱野薬師の湯 泉質名なし(メタけい酸の項目で温泉に該当する規定泉) 14.3℃ (自然湧出) pH=7.1 溶存物質計=0.5002g Na=36.5mg(30.69mv%) K=4.1 Mg=20.5(32.63) Ca=34.6(33.40) Sr=0.2 Mn=0.2 Fe2=1.4 Cl=5.3 SO4=0.6 HCO3=307.1(96.82) H2SiO3=88.7 HBO2=0.8 CO2=60.8 (H31.2.4) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり

以前の分析

※2003年訪問時にメモしたものの、どちらの浴場か忘れてしまいました。おそらく薬師館にあった展望風呂かな?
単純温泉(Na-HCO3型)26.8℃ pH=7.0 溶存物質計=507mg Na=78.5mg(67.93mv%) Ca=19.4(19.32) Mg=5.6(9.16) HCO3=286.2(92.69)

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