温泉銭湯 朝日湯

以前に鶴見に数年ほど住んでいた事があったが、当時は温泉なんぞには全く興味が無かった時分なので銭湯には見向きもしなかった自分である。今となっては近くに良い温泉(黒湯)銭湯があるとはなんて勿体無いと思う次第。今回は一国(第一京浜=国道15号)沿いにある黒湯銭湯「朝日湯」に寄ってみた。因にニ国(第ニ京浜=国道1号)、高速道路で玉川と保土ヶ谷を結ぶ第三京浜の順に東京と神奈川を結ぶ主要幹線がある。京浜急行・生麦駅から徒歩で10分かからないほどの距離にあり交通の便も良い。車の場合は生麦駅から国道に出るまでに一箇所だけコインパーキングがあるのでそこを利用すると良い。

外観はとてもレトロな趣きでいかにも昔から営業している銭湯といった感じ。下駄箱に番台、どちらも昔のままなのかも知れない。神奈川県公衆浴場料金400円を番台にて支払い湯浴み開始。浴槽は銭湯ながらにして4つもある。黒湯浴槽が2つに真湯浴槽は2つ。真湯浴槽は利用しなかったので超音波?赤外線?などという表示があったかな?という程度の記憶です。

メインの黒湯は透明度5cmと濃い黒湯。蛇口から冷たい源泉を出して触れる事ができるのが良い。黒褐色?ほぼ無臭。すべすべ浴感があり重曹泉だというのが実感できる。黒湯利用の浴槽2つはそれぞれ43℃と44℃の二種類。こんな良い湯があったとは今となっては悔やまれる思いだ。また来てみたい黒湯だ。
(三昧・2005年2月)


生麦駅から徒歩10分弱にある昔ながらの温泉銭湯です。駅前の商店街を抜けて左折、国道15号沿いを歩くと現れます。これぞ銭湯!といった社寺造りで、屋根の上には温泉マークをアレンジした「朝日湯」の看板が掲げられ、夜にはライトアップされていました。

浴室には4っつの浴槽が並び、うち2つが温泉利用。各々2人程入られる大きさで、横浜ならではの黒湯が満たされています。コーラのようにとても濃い黒湯で、浸かるとスベスベとした肌触りの心地よさです。浴槽のノズルをひねると非加熱湯が楽しめるのも黒湯銭湯お約束パターン。追加料金で利用できるサウナもあり、その横にはひとり入ったらギュウギュウの非加熱源泉浴槽も。こちらはサウナの水風呂として使われているようでした。
(まぐぞー・2005年2月)

▼夜の朝日湯外観

▼玄関

▼男性浴室

▼ノズルを開くと非加熱源泉が出ます

▼真っ黒な湯です

温泉銭湯 朝日湯 簡易データ

神奈川県横浜市鶴見区生麦3丁目6-24
Google Map
045-501-5863
15時~22時
5の付く日が休み(日曜は翌日)
400円→490円
訪問:2005年2月

ナトリウム-炭酸水素塩泉 16.5℃ pH=8.4 21.1L/min