平湯温泉 平湯民俗館 平湯の湯

2020年9月現在、撮影禁止となっているようです(Pinokoさんツイッター情報)。使用画像はそれ以前のものです。

10数年前に一度来ている施設。寸志にて露天風呂に気軽に浸かることができる。因みに内湯はない。早朝6時からなので我が家には都合がよい。駐車場から足湯を横目に露天風呂へ向かう。男女で独立した浴舎になっており、共通の料金箱に支払った後は男女それぞれの湯小屋に向かう。

訪問時は先客はおらずで自身のみの貸し切り状態であった。屋根掛けされた15人サイズの岩石風呂で目隠しの為に周囲はある程度囲ってある。竹筒湯口より約70L/minほどの湯が大量に注がれている。薄い緑黄土色の薄濁り、鉄サビ金気臭味がプンプンとする。源泉投入の他にも蛇口より山水の投入も数L/min確認できる。湯温も適温で目覚めの一湯には最適であった。
(三昧・2018年7月)


十数年ぶりに訪問した平湯温泉民俗館の温泉です。茅葺屋根の古民家が建つこぢんまりとした敷地内に露天風呂が造られ、それを寸志にて一般開放しています(前回訪問時は500円でしたが、いつの間にか寸志になっていました)。こちらは朝6時からオープンしているので車中泊明けの目覚めのひとっふろで訪問してみました。

簡素な小屋風の脱衣所を出ると、屋根掛けされた12~3人サイズの岩風呂があります。周囲は木立に囲まれ雰囲気の良い露天風呂です。岩組湯口上部から豪快にジャボジャボ落とし込まれる湯は熱めの無色透明で、浴槽内で緑黄土がかった濁り湯となり掛け流されています。湯面からは金気土類臭がプンプン香り、湯口から口に含むとほんのり重曹の甘みも感じます。朝早くに訪問したためか湯の鮮度もとてもよく、気持ち良い湯浴みができました。
(まぐぞー・2018年7月)

▼平湯温泉民俗館/足湯もあります

 

▼料金はここへ/男性湯小屋

 

▼男性露天風呂

▼湯口/常時沢水加水されています

 

▼女性湯小屋/女性脱衣所

 

▼女性露天風呂

▼湯口/析出物こってり

 

平湯温泉 平湯民俗館 平湯の湯 簡易データ

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯27-3
8時~17時→4月中旬~11月15日6時~21時/その他8時~19時
不定休
500円→寸志(300円程度と案内あり)
訪問:2003年7月・2018年7月

平湯温泉 平湯民俗館 平湯の湯 温泉分析概要

「あぼうの湯」と山水の混合泉(浴槽における分析)単純温泉 47.5℃(湯口における泉温) pH=6.8 溶存物質計=0.910g Na=129.8mg(57.85mv%) K=18.6 Mg=13.8 Ca=47.8(24.44) Mn=0.3 Fe2=3.4 F=0.2 Cl=132.2(37.05) Br=0.4 SO4=5.4 HCO3=378.7(61.67) H2SiO3=166.8 HBO2=12.9 CO2=173.4 (H25.2.15)



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