立ち寄り可否は不明だったが、声をかけてみると「どうぞ」と女将さん。おそらく宿泊客の夕食後の頃合いと思われましたが親切に対応いただき感謝です。夜間で暗かったというのもあって詳しくはなんですが、中規模な温泉旅館といった印象でした。男女別浴室の他に家族湯もあるようでしたがこちらは宿泊客用のようでした。
浴室に入って左手に洗い場、右手に浴槽を配置。縦長のタイル造りで6-7人サイズといったところでしょうか。石敷き詰め状の湯口からバシャバシャと浴槽への落とし込みがありますが、浴槽底にて吸い込み作動があるので循環湯と源泉の混合されたものかと思われます。お湯は無色透明、ほんのり温泉臭、すべキシ感あり。湯口より反対側の浴槽縁よりオーバーフローある半循環の湯使い。
露天風呂に移動します。7-8人サイズの庭園風露天岩風呂といった感じです。浴槽手前部分よりオーバーフローがそこそこあるのが確認できます。岩組上部からの塩ビ管湯口よりジャバジャバと浴槽投入がありますがこれも内湯同様に混合されたものでしょうか?また、別の塩ビ管からの湯投入がありこちらは源泉なのかもしれません。暗かったので湯色は不明(おそらく無色)で透明、弱くタマゴ臭の抜けたような残骸臭?がします。内湯よりもオーバーフロー量が断然に多いので気分的にも露天の方が気に入りました。毎日浸かるには良い泉質です。
(三昧・2018年7月)
新平湯温泉街にある中規模の温泉旅館です。夜に飛び込み訪問してみましたが快く受け付けていただけました。訪問時は女将さんを含め三人の方に別々に対応いただいたのですが、皆さんとても感じの良い方ばかりです。宿泊客はちょうど夕食タイムだったようで、平日にもかかわらず館内は賑わっている様子でした。
案内された浴室は男女別大浴場です。このほかに家族湯もありましたが立ち寄りでの利用は不明です。脱衣所を開けると先ずは内湯です。使い勝手の良いシャワーが並ぶ浴室には5~6人サイズ浴槽がひとつあり、無色透明湯が溢れています。湯使いは浴槽内で吸い込み稼働、おそらくは湯口で源泉と循環湯をミックスしての半循環かなぁ?と思いますが。湯は無色透明な中に少量のカス状湯花が見られるもので、源泉からと思われる火薬のような匂いが少しばかり感じられます。半循環ながら溢れ出しもまずまずあり、悪い印象はありません。
続く露天風呂は7~8人サイズの岩風呂で、内湯よりもややぬるめ設定となっています。湯使いは内湯同様に源泉を投入しつつ循環稼働の半循環ですが、こちらは循環湯投入のメイン湯口の他に、塩ビ管にて源泉と思われる湯の投入もあり、循環湯と源泉を別々に触れられるのが良いです。また溢れ出しも多く、内湯よりも湯は良い印象でした。夜の訪問だったので周囲の景色はよくわかりませんでしたが、背後には森林が見え、山に接した温泉地らしいゆったりとした湯浴みを楽しむことができました。
(まぐぞー・2018年7月)
▼男性脱衣所/男性内湯
▼湯口と溢れ出し
▼男性露天風呂
▼女性内湯/湯口
▼女性露天風呂/溢れ出し
0578892563
立ち寄り時間要問合せ
530円
訪問:2018年7月