亀川にある共同温泉の前田温泉です。駐車場がないので近所のコインパーキングにお世話になりました。営業時間は14-20時迄です。番台に管理人さんが常駐しており、ココで受付支払いします。当施設でようやく別府八湯温泉道二巡目を完了、次施設からは三巡目となります。今後も急がず欲張らず、楽しい湯めぐりで温泉道に精進して行きたいですね。
脱衣所から階段を数段下りた半地下場所が浴室です。空間中央に小判型のタイル浴槽がポツンとあります。浴室隅にある貯湯槽より床下を通じて浴槽内へと直注入されるいつもの流れです。浴槽湯はくっきりとした無色透明、濁りは一切ない良鮮度なお湯ですが、なんせ湯温は46℃超オーバーですんなり浸かることができません。旨みの効いた弱塩味の湯は鉄輪そのもの、と思いきやその通り鉄輪からの引き湯なのでした。オーバーフロー湯は通り道が造られており、そこを通って排水溝へ流れこんでいきます。激熱の湯なのでサッサと浸かり退館。
浴後なかなか出て来ないまぐぞーを外で待っていると、管理人のおじさんが「外は寒いから一緒に管理人室でテレビでも見ていけ」と優しいお誘いを受けると同時にまぐぞーが女湯の扉より出てきて撤収となりました。
(三昧・2016年12月)
人や車の行き交う賑やかな通りに近く、下町風情の町並みに溶け込むように建つ、管理人さん常駐の昔ながらの共同浴場です。ちょうど夕方のお風呂タイムだったためか洗面用具をぶら下げたご近所さんが入れ代わり立ち代わりやってきて、なにやら楽しそうな雰囲気が溢れていました。
浴室の真ん中に4人サイズの小判型浴槽がひとつある別府ではお馴染みのスタイル。熱めの源泉が浴槽内投入され、訪問時はやや熱めの適温湯となって掛け流されていました。無色透明、ダシ塩味と優しい香りのする湯は、鉄輪温泉と同系の印象だなぁと思っていたら、やはり鉄輪からの引き湯だそうで。女湯ではお婆ちゃん達が浴槽の横に風呂道具を置き、浴槽湯をすくい体を洗うというお馴染みの光景がありました。そんなお婆ちゃん達の世間話に混ぜていただき、またも長居をしてしまいました。夕方の訪問で既にたくさんの人が浸かった後だったためか、お湯はやや湯なまりが生じていましたが、ここは浴場の昔ながらの雰囲気が気に入りました。
(まぐぞー・2016年12月)
▼外観
▼受付
▼男性浴室
▼浴槽
▼源泉枡
▼排便・・・
亀川温泉 前田温泉 簡易データ
大分県別府市上人本町1-21
14時~20時
100円
訪問:2016年12月
温泉分析書の掲示確認できず