かんぽの宿 熱海 別館(経営かわり2022年7月より亀の井ホテルへ)

かんぽの宿熱海別館は経営がかわり2022年7月より「亀の井ホテル 熱海 別館」となっています。また、このレポの訪問後の2016年7月に大々的なリニュアルが行われ浴場などが変わった様子です。このページの情報はリニュアル以前の古いものです。

 

熱海の高台に位置する「かんぽの宿」です。建ってから年数が経つのか、やや年季が入っています。館内には男女別浴場がひとつづつ。建物同様に浴場も年季が入り、20年くらい前の健康ランド的古さがあります。

女性浴室は広々とした内湯に10人サイズの円形浴槽がひとつあり、湯口より無色透明のぬるい源泉を入れつつ浴槽内で循環使用の半循環と思われます。浴槽湯は塩素臭が目立ち、既に大勢の人が浸かった後なのか、湯はだいぶくたびれていました。

続く露天風呂は4人サイズの四角いもので、少しばかりの溢れ出しも見られますが、鮮度の良くない循環湯と塩素臭がします。露天風呂には常に数人が浸かっていたので、誰かが出ると当然浴槽湯は減るのですが、その都度ドーッと自動的に湯を追加するシステムでした。露天風呂からは、目隠しの隙間から熱海の町並みを眺める事ができました。

今回は近くで梅祭りが行われ、たまたま入浴客が大勢来ていた事もあり、湯の状態がベストではなかったと思います。また日を改めて、空いている時期を狙って再訪問したいと思います。
(まぐぞー・2015年1月)

※浴室画像は三昧の入浴した男性側になります。本文レポの女性側浴室と内湯の造りが異なります。

▼浴室入口

▼訪問時男性側だった浴室の内湯

▼訪問時男性側だった浴室の露天風呂

▼露天風呂 湯口

▼露天風呂 溢れ出し

かんぽの宿 熱海 別館 データ

静岡県熱海市水口町2-13-77
12時(水曜15時)~19時(受付18時30分)
1500円※リニュアル後の(かんぽ時代の)料金です
訪問:2015年1月

かんぽの宿 熱海 別館 温泉分析

混合栓(熱海141号、熱海272号)カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 46.7℃ pH=8.0 成分総計=1836mg Na=254.0mg K=7.6 Mg=3.0 Ca=336.4 Fe2=0.2 Cl=395.0 Br=0.1 SO4=788.8 HCO3=31.8 H2SiO3=13.1 HBO2=4.6 HAsO2=0.2 (H24.11.12) ※温泉利用状況=加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり